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不安定な展開か |
■本日のポイント
1.日経平均は1円安と小幅に3日続落、一時270円超の下落に
2.前日の米国市場はハイテク株が軟調でナスダック指数は安い
3.一時144円90銭台へ円高進行、半導体関連株などが軟調
4.ディスコやアドテストが安く、トヨタやソニーGが値を下げる
5.三菱UFJや三菱重が買われ、サイバーやJフロントが急伸する
今週は前半堅調、後半軟調で、週間では上昇した。
貿易協議で米国と中国に歩み寄りが見られたことから、12日の米国ではダウ平均が4桁の上昇。これを受けた13日の日経平均は500円を超える上昇となり、3万8000円を上回った。一方、その後は米国株に上昇一服感が出てきたことや、ドル円が円高に振れたことなどから、上値が重くなった。14日には息の長い上昇が続いていたTOPIXが14日ぶりに反落。週後半にかけては利益確定売りが優勢となった。
13日の大幅高が貢献して週間ではプラス。日経平均は週間では250円の上昇となり、週足では6週連続で陽線を形成した。
来週は不安定な展開か。
決算発表が概ね出そろい、個別の材料は少なくなる。20〜22日にカナダでG7財務大臣・中央銀行総裁会議が開催されるが、これ以降に日米の3回目の協議が調整されていると伝わっており、大型株は手がけづらくなると思われる。
ドル円動向にも神経質となりそうで、関連ニュースに振らされながら強弱感が交錯した状態が続くと予想する。
4月安値から25%も上げて過熱感はまだ残っているが、これだけ上げておいて売り物も少なく安定感が際立っている。
週末で材料の乏しいなか全般的にはマイナス圏で推移した。
目先は交渉の進捗などを見極めながら、次なる上昇に向けての準備期間と位置づけ、
押し目買いスタンスで望みたいところだろう。
■上値・下値テクニカル・ポイント(16日現在)
40660.87 ボリンジャー:+3σ(25日)
39595.09 ボリンジャー:+1σ(26週)
39551.92 ボリンジャー:+2σ(13週)
38989.19 ボリンジャー:+2σ(25日)
38028.27 ボリンジャー:+1σ(13週)
37872.83 均衡表雲上限(週足)
37856.16 200日移動平均線
37829.77 26週移動平均線
37828.04 6日移動平均線
37753.72 ★日経平均株価16日終値
37550.32 均衡表転換線(日足)
37317.51 ボリンジャー:+1σ(25日)
37008.65 75日移動平均線
36928.63 新値三本足陰転値
36791.45 均衡表雲下限(週足)
36504.62 13週移動平均線
36064.44 ボリンジャー:-1σ(26週)
35645.83 25日移動平均線
35595.49 均衡表基準線(週足)
35536.27 均衡表雲上限(日足)
34980.97 ボリンジャー:-1σ(13週)
34876.12 均衡表基準線(日足)
34643.40 均衡表転換線(週足)
34416.31 均衡表雲下限(日足)
34299.12 ボリンジャー:-2σ(26週)
33974.15 ボリンジャー:-1σ(25日)
33457.32 ボリンジャー:-2σ(13週)
32533.80 ボリンジャー:-3σ(26週)
32302.46 ボリンジャー:-2σ(25日)
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