 |
【市況】東証グロース(大引け)=値上がり優勢、中小型株にも買いが波及
|
東証グロース市場は、前週末の米株が上昇した流れを受け、グロース市場にも主力株の一角に買い戻しの動きが入った。日経平均株価が大幅高となるなか、中小型株にも買いが波及した。大引けにかけて徐々に上げ幅を拡大した。
ただ、日経平均に比べると東証グロース250指数の買いの勢いは限られた。市場関係者は、日銀が30〜31日に開く金融政策決定会合では利上げ観測もあると指摘した上で「新興市場は金利上昇による割高感が意識されやすい高PER(株価収益率)銘柄が多いため手掛けづらく、上値を試しづらい」とみていた。
グロース250とグロースCoreは上昇。
東証グロース市場250指数は続伸した。終値は前週末比12.11ポイント(1.88%)高の655.02だった。
グロース市場ではセルシードやカバーが上昇した。一方、タイミーやコーディアは下落した。
値上がり銘柄数400、値下がり銘柄数160と、値上がりが優勢だった。
きょうグロース市場に上場したリベラウェアは10時26分に公開価格の310円を144円(46.45%)上回る454円で初値を付け、終値は初値比53円(11.67%)安い401円だった。
個別ではモダリスがストップ高。Amazia、セルシードは一時ストップ高と値を飛ばした。ビリングシステム、ビザスク、ソレイジア・ファーマ、DAIWA CYCLE、WASHハウスなど7銘柄は年初来高値を更新。Birdman、ジーネクスト、ライズ・コンサルティング・グループ、クリアル、光フードサービスが買われた。
一方、イシン、カウリス、アストロスケールホールディングス、豆蔵デジタルホールディングス、タイミーなど16銘柄が年初来安値を更新。エコナビスタ、PostPrime、Chordia Therapeutics、ペルセウスプロテオミクス、サンバイオが売られた。
株式投資は全て自己責任でお願いします。このサイトの情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。当サイトの掲載事項において損失をされた場合も当方は一切の責任を負いかねます。
(C)ilogos / Eimei.tv