株ちゃんの明日読み
来週は波乱含みか

来週は波乱含みか
 








 
Market Data
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【日経平均】
48088円80銭(▲491円64銭=1.01%)
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【TOPIX】
3197.59(▲60.18=1.85%)
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【グロース250】
746.37(▲12.87=1.70%)
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【プライム売買高】24億9730万株(△4752万株)
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【売買代金】6兆3383億円(△552億円)
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【値上がり銘柄数】149(前日:928)
【値下がり銘柄数】1442(前日:623)
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【新高値銘柄数】26(前日:100)
【新安値銘柄数】20(前日:9)
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【25日騰落レシオ】101.78(前日:108.24)
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■本日のポイント
 
 1.日経平均は491円安と反落、一時4万8000円台を割り込む
 2.前日の米国はNYダウが243ドル安でナスダック指数も下落
 3.自民党と公明党の連立協議を警戒し利益確定売りが優勢の展開
 4.相場をけん引役となってきたSBGやアドテストが値を下げる
 5.今期業績の増益見通しを公表したファストリが大幅高に買われる
 
昨日に少し上げ過ぎた反動が出てしまい反落する1日となった。円安一服、米ハイテク株安と外部環境も逆となった3連休直前の週末で調整やむなしの状態だった。
自公連立維持に微妙な空気が出ており政局化することを警戒する向きも。本日はファーストリテイリングが大幅高となって日経平均を200円以上底上げしているが、これがなかったらトピックス並みの下げ率となった可能性もある。
 
今週は、大幅高となった。自民党総裁選で高市早苗氏が勝利したことを好感して、週明け6日の日経平均は2000円を超える大幅上昇。
高市氏が政策通と見られていたことから、幅広い銘柄に買いが入った。
積極財政や金融緩和が意識されて為替市場で円安が進行したことも日本株の上昇を後押しした。
7日は上を試した後に失速して小幅なプラスにとどまり、8日はハイテク株が弱く3桁の下落となった。
一方、9日はソフトバンクグループが上昇をけん引して800円を超える上昇。
10日は三連休を前に大幅安となったが、週間では政治の変化に対する期待から大きく水準を切り上げた。日経平均は週間では約2319円の上昇となり、週足では6週連続で陽線を形成した。
 
来週は波乱含みか。
月曜が休場で立ち合いは4日。10日の引け後に公明党が連立離脱の意向を示したことが伝わっており、「高市トレード」の逆回転による円高・株安に対する懸念が浮上してきた。
米国では金融株を中心に決算が出始める。
堅調推移が続いている米国株が決算を材料に一段高となるようであれば、グローバル株式市場にとって安心材料になると見込まれる。
また、成長期待の高い銘柄に関しては、反動安に見舞われる場面があっても押し目では買いが入るとみる。それでも、政治に関するニュースが指数や為替を大きく動かす可能性が高いだけに、週を通して不安定な動きが続くだろう。
 
 
■上値・下値テクニカル・ポイント(10日現在)
 
50786.24  ボリンジャー:+3σ(26週)
50079.88  ボリンジャー:+3σ(25日)
50042.60  ボリンジャー:+3σ(13週)
48499.78  ボリンジャー:+2σ(25日)
 
48088.80  ★日経平均株価10日終値
 
47840.49  ボリンジャー:+2σ(13週)
47678.23  6日移動平均線
47393.79  ボリンジャー:+2σ(26週)
46919.68  ボリンジャー:+1σ(25日)
46477.37  均衡表転換線(日足)
45769.50  新値三本足陰転値
45638.38  ボリンジャー:+1σ(13週)
45339.58  25日移動平均線
45230.14  均衡表基準線(日足)
45216.13  均衡表転換線(週足)
44001.34  ボリンジャー:+1σ(26週)
43759.48  ボリンジャー:-1σ(25日)
43436.27  13週移動平均線
42502.49  75日移動平均線
 
小幅安の寄り付きから値を消し、ローソク足は上ヒゲのない「陰の寄り付き坊主」を描いて上値での売り圧力の強まりを窺わせた。終値は5日移動平均線の上方にとどまったが、25日線との上方乖離率は6日以降過熱ラインの5%超えが続き、本日大引けで6.06%だった。このため、目先は過熱感の調整を迎えるリスクに警戒が必要となろう。
 

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