東証グロース(前場)
値下がり優勢、全体の地合いが悪化
【市況】東証グロース(前引け)=値下がり優勢、全体の地合いが悪化

 
東証グロース市場は前週末の米株式相場の下落や9日の日経平均株価の大幅下落で全体の地合いが悪化し、新興市場にも売りが波及した。ただ、米連邦準備理事会(FRB)の利下げ観測を織り込みながら米長期金利が低下傾向にあることは新興市場の高PER(株価収益率)銘柄にとって支えとなり、グロース指数は、朝安後は下げ幅を縮小した。
グロースCoreは下落。東証グロース市場250指数は続落した。前引けは前週末比5.33ポイント(0.83%)安の638.55だった。
 
グロース市場ではフリー、ライフネットが下落した。一方、インフォR、クオリプスが上昇した。
 
値上がり銘柄数114、値下がり銘柄数446と、値下がりが優勢だった。
 
個別では、テックファームホールディングスがストップ高。マーキュリー、KIYOラーニングは一時ストップ高と値を飛ばした。ビーマップ、MRT、コンヴァノなど4銘柄は年初来高値を更新。グリッド、坪田ラボ、フルッタフルッタ、Waqoo、INFORICHが買われた。
 
 一方、グリーンモンスター、オプロ、ゼネラル・オイスター、コアコンセプト・テクノロジー、モンスターラボホールディングスなど10銘柄が年初来安値を更新。スペースマーケット、Unipos、イシン、カラダノート、雨風太陽が売られた。
 
 

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