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来週は堅調展開か |
【日経平均】
39894円54銭(▲386円62銭=0.96%)
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【TOPIX】
2784.92(▲16.76=0.60%)
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【グロース250】
644.18(▲0.64=0.10%)
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【プライム売買高】16億2287万株(▲5億1336万株)
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【売買代金】3兆6011億円(▲7271億円)
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【値上がり銘柄数】639(前日:1356)
【値下がり銘柄数】954(前日:248)
【新高値銘柄数】62(前日:66)
【新安値銘柄数】5(前日:3)
【25日騰落レシオ】107.23(前日:108.52)
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■本日のポイント
1.日経平均は反落、大納会で4万円台は維持できず
2.米ハイテク株安受け、半導体主力銘柄などに逆風
3.日経平均は前週末に700円超の上昇、その反動も
4.個別に中小型株の一角買われ、全体の4割弱が上昇
5.明日から6日連続休場を控え、全体売買代金は低調
大納会となる30日の日経平均株価は4営業日ぶりに反落し、終値は前週末比386円62銭安の3万9894円54銭だった。下げ幅は一時400円を超え4万円を割り込んで終えた。
年末時点としては、1989年の3万8915円を上回り最高となった。27日に大きく上昇した反動もあり、利益確定売りも出やすかった。
24年1年間の日経平均の上昇幅は6430円37銭、上昇率は19.2%で、23年実績(上昇幅7369円67銭、上昇率28.2%)を下回った。
業種別では、騰落率上位は保険(+60.3%)、非鉄金属(+50.0%)、銀行(+46.8%)、石油・石炭(+39.7%)、その他製品(+30.6%)など。下位は陸運(-8.5%)、空運(-8.2%)、鉄鋼(-5.5%)、ゴム製品(-3.8%)パルプ・紙(-2.1%)となった。
28業種が上昇し、5業種が下落。年間を通してみれば金融株のパフォーマンスが非常に良く、運輸株のパフォーマンスが案外となった。また、大型株優位の傾向が続き、グロース250指数が8.8%安と年間でマイナス。東証REIT指数も8.5%安と弱さが目立った。
13年以降の過去12年では10勝2敗。昨年に続き、2年連続で終値が始値を上回る陽線を形成した。TOPIX(東証株価指数)も2年連続の上昇となったが、89年末終値(2881.37)を上回るまでには至らなかった。
大型株優位の展開となるなかで、東証グロース市場250指数は年間では8.8%安と落ち込んだ。東証プライム市場の売買代金は約1098兆円と、市場再編後で最高となった。
来週は堅調展開か。
2025年に突入するが、大発会が1月6日(月)で、第1週から営業日は丸々5日ある。
大発会は振れ幅が大きくなる可能性があり、米雇用統計を前に米国株やドル円の動向には神経質になるだろう。
ただ、日経平均は直近で4万円を上回る場面があったこと、2024年の1月は月間で大きく上昇したことなどから、下げる場面があったとしても押し目は冷静に拾われるとみる。
年始で新規資金の流入期待も高まる中、好材料により強く反応することで、週間では上昇を予想する。
■上値・下値テクニカル・ポイント(30日現在)
41249.12 ボリンジャー:+2σ(26週)
41126.80 ボリンジャー:+3σ(13週)
40690.14 ボリンジャー:+3σ(25日)
40408.37 ボリンジャー:+2σ(13週)
40171.70 ボリンジャー:+2σ(25日)
39894.54 ★日経平均株価30日終値
39869.24 ボリンジャー:+1σ(26週)
39689.93 ボリンジャー:+1σ(13週)
39653.27 ボリンジャー:+1σ(25日)
39512.06 6日移動平均線
39460.45 均衡表雲上限(週足)
39376.88 均衡表転換線(日足)
39134.83 25日移動平均線
39099.93 均衡表転換線(週足)
39099.93 均衡表基準線(日足)
38971.50 13週移動平均線
38729.66 均衡表雲上限(日足)
38689.28 75日移動平均線
38686.91 200日移動平均線
ローソク足は陰線で終了。前日高値を超えてスタートしたが寄り付き天井となり、終値は節目の4万円割れ。ただ、ザラ場安値が3日連続で切り上がるとともに、株価下方を走る25日移動平均線は上向きをキープし、短中期的な上昇トレンド継続を示唆した。25日線下方では緩やかに上昇する200日線を75日線が上抜いてゴールデンクロス(GC)を示現し、中長期ベースの上昇局面入りを示唆した。
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