相場展望(寄り付き前)
反発もトランプ関税めぐり上値重いか
【オープニングコメント】
反発もトランプ関税めぐり上値重いか
 
14日の東京株式市場は、米株高と円高一服を受けて反発スタートが見込まれる。ただ、トランプ関税をめぐる警戒感が引き続き残り、戻り売りの圧力が強そうだ。
日経平均株価予想レンジは、3万3500円-3万4100円を想定。(11日終値3万3585円58銭)
 
相互関税に対する中国側の応酬に打ち止めのめどが立った一方で、米国が週末に対象除外を発表していた電子機器については、一転して関税が課される方針が表明された。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、11日の大阪取引所清算値比240円高の3万3890円だった。

 
 
【好材料銘柄】  

■グロースエクスパートナーズ <244A>
上期経常が25%増益で着地・12-2月期も49%増益。

■ジンズホールディングス <3046>
今期経常を30%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も27円増額。

■フィル・カンパニー <3267> 
12-2月期(1Q)経常は黒字浮上で着地。

■チームスピリット <4397>
今期最終を14%上方修正。また、株主優待制度を新設。毎年2月末と8月末時点で1000株以上を保有する株主を対象に、株主優待ポイント(保有株数に応じて1500~4万ポイント)を年2回付与する。初回の25年8月末基準日に限り、付与数を3000~8万ポイントとする。

■Sansan <4443>
6-2月期(3Q累計)経常が2.7倍増益で着地・12-2月期も4.2倍増益。

■マーキュリー <5025>
前期経常を15%上方修正。

■ヨータイ <5357>
麻生傘下のASNFホールディングスがTOB(株式公開買い付け)を実施する。TOB価格は1株1810円で11日終値を8.6%上回る水準。買い付け期間は4月14日から5月14日まで。

■東洋電機製造 <6505> 
今期経常を6%上方修正、配当も4円増額。

■アドテック プラズマ テクノロジー <6668> 
上期経常は3.7倍増益で上振れ着地。

■アステナホールディングス <8095>
12-2月期(1Q)経常は2.2倍増益・上期計画を超過。

■チヨダ <8185>
今期経常は48%増益、20円増配へ。また、発行済み株式数の7.77%にあたる300万株の自社株を消却する。消却予定日は4月18日。

■バリュエンスホールディングス <9270>
今期経常を2.7倍上方修正。
 
【主な経済指標・スケジュール】
 
14(月)
【国内】
《決算発表》
東宝、コスモス薬品、Jフロント、高島屋、クリレスHD、イズミ、マネフォワード、松竹、いちご、アークス、ディップ、ドトル日レス、ハローズ、パソナG、SFoods、ウエストHD、TKP、トランザクショ、リテールPT、カーブスHD、FPパートナー、グロービンク、歌舞伎、松屋、SFP、日本国土

【海外】
中国3月貿易収支
《米決算発表》
ゴールドマン・サックス、M&Tバンク
 
 


※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

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