東証グロース(大引け)
値下がり優勢、資金流入の動きが鈍い
【市況】東証グロース(大引け)=値下がり優勢、資金流入の動きが鈍い

 
東証グロース市場は米消費者物価指数(CPI)の発表を控え、東京市場全体が様子見ムードの中で、東証グロース市場も終始軟調な展開となった。
プライム市場では銀行や重工などの大型株が堅調だった一方、中小型株が多い新興市場では資金流入の動きが鈍く、売りが優勢だった。
個別の材料による売買は見られたものの、「大きくはやすほどの材料がない」(中堅証券)状態で、様子見姿勢が強まり売りが優勢となった。
11日の東証グロース市場250指数は続落した。終値は前日比1.89ポイント(0.30%)安の638.58だった。
グロース市場ではGENDAやカバーが下落した。一方、トライアルやグロービングは上昇した。
値上がり銘柄数219、値下がり銘柄数335と、値下がりが優勢だった。
 
 個別ではDelta-Fly Pharmaがストップ高。ゼネラル・オイスター、GMOメディア、イーディーピーは一時ストップ高と値を飛ばした。Schoo、フィスコ、シェアリングテクノロジー、Rebase、エクストリームなど9銘柄は年初来高値を更新。ARアドバンストテクノロジ、yutori、INCLUSIVE、ジェノバ、海帆が買われた。
 
 一方、ジィ・シィ企画がストップ安。VRAIN Solution、ジンジブ、ライスカレー、トランスジェニックグループ、アスカネットなど27銘柄は年初来安値を更新。Terra Drone、ジェイフロンティア、カイオム・バイオサイエンス、Waqoo、レジルが売られた。
 
 

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