カタリストコメント
「他人の褌で相撲を取っている」
「他人の褌で相撲を取っている」

「他人の褌で相撲を取っている」

「エヌビディアの第4四半期売上高見通しは過度な期待には応えられず」

水曜のNY株式市場で主要3指数はマチマチの展開。
NYダウは5日ぶりに反発。
ナスダック総合は反落。
「ロシアとウクライナの緊張激化懸念が背景」との解釈。
ターゲットの決算がさえなかったことも悪材料視。
エヌビディアは引け後の決算発表を控え、0.76%下落。
決算発表では第4・四半期(11─1月)の売上高見通しが一部の投資家の高い期待に届かず。
エヌビディアの第4四半期(11─1月)の売上高見通しは375億ドル(プラスマイナス2%)。
市場予想の370億9000万ドルを上回った。
ただ一部投資家の過度な期待には応えられず引け後の時間外取引で約2%下落。
8─10月期の売上高は350.82億ドル。
市場予想の331.62億ドルを上回った。
調整1株当たり利益は0.81ドル。
市場予想の0.75ドルを上回った。
テテスラは1.15%、アマゾンは0.85%、それぞれ下落。
ビットコインが9万4000ドルを超えたことを受け関連銘柄は上昇。
10年国債利回りは4.413%。
5年国債利回りは4.283%。
2年国債利回りは4.320%。
12月FOMCで0.25%の利下げ確率は52%。
1週間前の82.5%から低下した。
1月にさらに0.25%利下げが行われる確率は15%。
ドル円は155円台後半。
WTI原油先物12月限は0.52ドル(0.75%)安の1バレル=68.87ドル
ビットコインは1.81%高の9万3912ドル。
一時9万4000ドル台に乗せ、2日連続で過去最高値を更新。
SKEW指数は147.33→149.46→153.00。
恐怖と欲望指数は50→51。
10月18日の75がピークだった。
(昨年10月5日が20)。

水曜のNYダウは139ドル(0.32%)高の43408ドルと5日ぶりに反発。
高値43465ドル、安値43074ドル。
サイコロは6勝6敗。
騰落レシオは92.29(前日93.78)。
NASDAQは21ポイント(0.11%)安の18966ポイントと3日ぶりに反落。
高値18974ポイント、安値18724ポイント。
サイコロは7勝5敗。
騰落レシオは88.25(前日92.01)。
S&P500は0.13ポイント(0%)高の5917ポイントと小幅に3日続伸。
高値5920ポイント、安値5860ポイント。
サイコロは9勝3敗。
騰落レシオは93.01%(前日94.42%)。
水曜のダウ輸送株指数は26ポイント(0.15%)安の17002ポイントと5日続落。
SOX指数は34ポイント(0.71%)安の4884ポイントと3日ぶりに反落。
VIX指数は17,16(前日16.35)。
NYSEの売買高は9.29億株(前日9.52億株)。
3市場の合算売買高は132億株(前日139.4億株。直近20日平均は143.2億株)。
水曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比160円安の38280円。
ドル建ては大証日中比125円安の38315円。
ドル円は155.46円。
10年国債利回りは4.413%。
2年国債利回りは4.320%。

「格言は「月の20日にモノ売るな」

水曜の日経平均は寄り付き61円高。
終値は62円(▲0.16%)安の38352円と反落。
高値38520円。
安値38180円。
日足は2日ぶりに陰線。
38642円→38548円にマド。
SQ値39901円を終値で下回っており0勝9敗で「幻」のまま。
日経平均は微妙に37日ぶりに一目均衡の雲の下。
上限は38353円。
下限は35706円。
TOPIXは11.74ポイント(▲0.43%)安の2698ポイントと反落。
25日線(2689ポイント)を10日連続で上回った。
75日線(2649ポイント)を10日連続で上回った。
2日ぶりに日足陰線。
TOPIXコア30指数は反落。
プライム市場指数は6.10ポイント(▲0.44%)安の1388.64ポイントと反落。
東証グロース250指数は0.05ポイント(▲0.01%)安の631.16と反落。
25日移動平均線からの乖離は△1.50%(前日△14.45%)。
プライム市場の売買代金は3兆7494億円(前日3兆8060億円)。
売買高は16.53億株(前日16.53億株)。
値上がり600銘柄(前日1080銘柄)。
値下がり997銘柄(前日502銘柄)。
新高値32銘柄(前日34銘柄)。
新安値35銘柄(前日16銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは85.70(前日91.10)。
東証グロース市場の騰落レシオは88.43(前日88.43)。
NTレシオは14.21倍(前日14.20倍)。
サイコロは6勝6敗で50.00%。
TOPIXは6勝6敗で50.00%。
東証グロース市場指数は6勝6敗で50.00%。
下向きの25日線(38766円)から▲1.07%(前日▲1.07%)。
6日連続で下回った。
下向きの75日線は37899円。
17日連続で上回った。
上向きの200日線(38562円)からは▲0.55%(前日▲0.35%)。
3日連続で下回った。
下向きの5日線は38433円。
7日連続で下回った。
13週線は38373円。
26週線は38470円。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲16.046%(前日▲15.832%)。
買い方▲9.248%(前日▲9.151%)。
東証グロース250指数ネットストック信用損益率で売り方▲12.586%(前日▲12.232%)。
買い方▲19.576%(前日▲19.994%)。
空売り比率は41.7%(前日41.0%、8日連続で40%超)。
空売り規制なしの銘柄の比率は8.3%(前日8.2%)。
9月13日が16.4%だった。
11月15時点のQuick調査の信用評価損率は▲9.57%(前週▲8.42%)。
3週ぶりに悪化。
11月15日時点の裁定売り残は540億円増の3261億円。
3週連続で増加。
当限は136億円減、翌限以降は677億円増。
裁定買い残は400億円増の1兆4332億円。
2週連続で増加。
当限は352億円増、翌限以降は47億円増。
日経VIは23.42(前日24.65)。
日経平均採用銘柄のPERは15.83倍(前日15.78倍)。
前期基準では16.03倍。
EPSは2453円(前日2434円)。
直近ピークは10月15日2514円、3月4日2387円。
225のPBRは1.42倍(前日1.43倍)。
BPSは27008円(前日26863円)。
日経平均の予想益回りは6.40%。
予想配当り利回りは2.02%。
指数ベースではPERは20.36倍(前日20.44倍)。
EPSは1883円(前日1879円)。
PBRは1.96倍(前日1.97倍)。
BPSは19567円(前日19489円)。
10年国債利回りは1.065%(前日1.055%)。
プライム市場の予想PERは15.42倍。
前期基準では15.87倍。
PBRは1.34倍。
プライム市場の予想益回りは6.48%。
配当利回り加重平均は2.39%。
プライム市場の単純平均は6円安の2698円(前日は2704円)。
プライム市場の売買単価は2267円(前日2110円)。
プライム市場の時価総額は937兆円(前日941兆円)。
ドル建て日経平均は246.86(前日248.57)と4日ぶりに反落。
水曜のシカゴ225先物は大証前日比160円安の38280円。
高値38545円、安値37850円。
大証夜間取引終値は日中比160円安の38280円。
気学では木曜は「変化日にして不時の高下をみせる日」。
金曜は「前場の足取りに反して動く日」。
ボリンジャーのプラス1σが39359円。
プラス2σが39890円。
マイナス1σが38290円。
マイナス2σが37767円。
マイナス3σが37236円。
週足のプラス1σが39392円。
マイナス1σが37864円。
マイナス2σが36350円。
半値戻しは36841円。
9月配当権利落ち前は38925円。
日経平均株価の9月月中平均は37162円。
TOPIXの9月月中平均は2627ポイント。
月足陽線基準は38053円。
アノマリー的には「リーマンショック以降株高の日。11月最強の日」。
格言は「月の20日にモノ売るな」。

《今日のポイント11月20日》

(1)水曜のNY株式市場で主要3指数はマチマチの展開。
   NYダウは5日ぶりに反発。
   ナスダック総合は反落。
   決算発表では第4・四半期(11─1月)の売上高見通しが一部の投資家の高い期待に届かず。
    10年国債利回りは4.413%。
   5年国債利回りは4.283%。
   2年国債利回りは4.320%。
   SKEW指数は147.33→149.46→153.00。
   恐怖と欲望指数は50→51。
   10月18日の75がピークだった。
   (昨年10月5日が20)。

(2)水曜のダウ輸送株指数は26ポイント(0.15%)安の17002ポイントと5日続落。
   SOX指数は34ポイント(0.71%)安の4884ポイントと3日ぶりに反落。
   VIX指数は17,16(前日16.35)。
   NYSEの売買高は9.29億株(前日9.52億株)。
   3市場の合算売買高は132億株(前日139.4億株。直近20日平均は143.2億株)。
   水曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比160円安の38280円。

(3)プライム市場の売買代金は3兆7494億円(前日3兆8060億円)。
   売買高は16.53億株(前日16.53億株)。
   値上がり600銘柄(前日1080銘柄)。
   値下がり997銘柄(前日502銘柄)。
   新高値32銘柄(前日34銘柄)。
   新安値35銘柄(前日16銘柄)。
   プライム市場の騰落レシオは85.70(前日91.10)。
   東証グロース市場の騰落レシオは88.43(前日88.43)。
   NTレシオは14.21倍(前日14.20倍)。
   サイコロは6勝6敗で50.00%。

(4)下向きの25日線(38766円)から▲1.07%(前日▲1.07%)。
   6日連続で下回った。
   下向きの75日線は37899円。
   17日連続で上回った。
   上向きの200日線(38562円)からは▲0.55%(前日▲0.35%)。
   3日連続で下回った。
   下向きの5日線は38433円。
   7日連続で下回った。
   13週線は38373円。
   26週線は38470円。

(5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲16.046%(前日▲15.832%)。
   買い方▲9.248%(前日▲9.151%)。
   東証グロース250指数ネットストック信用損益率で売り方▲12.586%(前日▲12.232%)。
   買い方▲19.576%(前日▲19.994%)。

(6)空売り比率は41.7%(前日41.0%、8日連続で40%超)。
   空売り規制なしの銘柄の比率は8.3%(前日8.2%)。
   9月13日が16.4%だった。
   11月15時点のQuick調査の信用評価損率は▲9.57%(前週▲8.42%)。
   3週ぶりに悪化。
   11月15日時点の裁定売り残は540億円増の3261億円。
   3週連続で増加。
   当限は136億円減、翌限以降は677億円増。
   裁定買い残は400億円増の1兆4332億円。
   2週連続で増加。
   当限は352億円増、翌限以降は47億円増。
   日経VIは23.42(前日24.65)。

(7)日経平均採用銘柄のPERは15.83倍(前日15.78倍)。
   前期基準では16.03倍。
   EPSは2453円(前日2434円)。
   直近ピークは10月15日2514円、3月4日2387円。
   225のPBRは1.42倍(前日1.43倍)。
   BPSは27008円(前日26863円)。
   日経平均の予想益回りは6.40%。
   予想配当り利回りは2.02%。
   指数ベースではPERは20.36倍(前日20.44倍)。
   EPSは1883円(前日1879円)。
   PBRは1.96倍(前日1.97倍)。
   BPSは19567円(前日19489円)。
   10年国債利回りは1.065%(前日1.055%)

(8)プライム市場の単純平均は6円安の2698円(前日は2704円)。
   プライム市場の時価総額は937兆円(前日941兆円)。
   ドル建て日経平均は246.86(前日248.57)と4日ぶりに反落。

(9)ボリンジャーのプラス1σが39359円。
   プラス2σが39890円。
   マイナス1σが38290円。
   マイナス2σが37767円。
   マイナス3σが37236円。
   週足のプラス1σが39392円。
   マイナス1σが37864円。
   マイナス2σが36350円。
   半値戻しは36841円。
   9月配当権利落ち前は38925円。
   日経平均株価の9月月中平均は37162円。
   TOPIXの9月月中平均は2627ポイント。
   月足陽線基準は38053円。
   アノマリー的には「リーマンショック以降株高の日。11月最強の日」。
   格言は「月の20日にモノ売るな」。

今年の曜日別勝敗(11月20日まで)

月曜20勝16敗
火曜28勝18敗
水曜17勝28敗
木曜23勝23敗
金曜27勝18敗

11月15時点のQuick調査の信用評価損率は▲9.57%(前週▲8.42%)。
3週ぶりに悪化。
11月15日時点の信用売り残は274億円増の6258億円。
2週連続で増加。
同信用買い残は1019億円増の4兆857億円。
2週ぶりに増加。
6月21日時点は4兆9117億円。
4週ぶりに4兆円台。
信用倍率は6.53倍(前週6.66倍)。
8月9日が7.48倍、8月2日が8.72倍。
11月15日時点の裁定売り残は540億円増の3261億円。
3週連続で増加。
当限は136億円減、翌限以降は677億円増。
裁定買い残は400億円増の1兆4332億円。
2週連続で増加。
当限は352億円増、翌限以降は47億円増。

28日は米感謝祭でNY休場。
ブラックフライデーから米国の年末商戦が本格化する。
そしてNY株も強含むというのがアノマリー。
感謝祭の前の火曜日から、翌年1月の第2営業日までの期間、米株は強含む経験則があるという。
1950年以降、S&P500数は同期間に上昇59回、下落が15回で勝率79.73%。
平均上昇率は3.78%。
平均下落率は2.13%。
ラッセル2000は同期間に平均上昇率が5.12%。
中小型株のパフォーマンスが良いことでも知られる。

ネット証券5社(SBI証券、楽天証券、松井証券、マネックス証券、auカブコム証券)の10月のNISA口座の稼働状況。
10月のNISA口座の月間での株式買付額は1417億円。
9月(1460億円)から小幅に減少した。
新NISA制度スタートの1月には月間での株式買付額は6735億円に膨らんでいた。
ただ、月を追うごとに買付金額は減少傾向にある。
個別株の買付金額で最も多かったのは東京地下鉄(東京メトロ、9023)で64億円だった。
2位はNTT(9432)の49億円。
3位はOLC(4661)、4位はトヨタ(7203)、5位は日産(7201)だった。
10月末時点での個別株の預かり資産額首位はNTTで1002億円。
2位はJT(2914)の618億円、3位は三菱UFJ(8306)564億円だった。

11月の前週末時点までで自社株買い決議は190件、取得枠2兆円超。
件数は昨年の173社や過去5年平均(143社)をすでに上回る。
取得枠の金額ベースの合計は2兆1442億円。
11月として過去最高だった21年(2兆151億円)を上回る。
5月や8月は前年同月比で2倍近い金額の伸びがあったから取得金額の伸びがやや鈍った。
事業法人は11月第1週(5日~8日)まで19週連続の買い越し。
事業法人の年初からの累積買い越し額は6兆4435億円。
日本株の最大の買い手だ。
「(1)持ち合い解消を自社株買いで直接買い取っている
(2)政策保有株の売却資金を原資として株主還元強化をしている」という声もある。
一方で海外投資家は先物への売りが大きく累積5兆680億円の売り越し。
青い鳥は外ではなく目の前にいる。

ゴールドマン・サックスのレポート。
TOPIXの目標水準について、3カ月後3000、6か月後3000、12カ月後が3100。
従来予想(同2700、2800、2900)から上方修正した。
米ドルの前提は24年度末が1ドル150円、25年度と26年度が1ドル155円としている。
そして2025年のNY株。
25末のS&P500は6500と現在の水準から11%の上昇の見通し。
S&P500採用銘柄の1株利益(EPS)は25年が11%、26年が7%の成長見通し。

ジェフリーズのリポートは日本株の7-9月決算の振り返り。

TOPIX構成企業のうち、純利益が予想を上回ったのはわずか43%。
コロナ後で最悪だった。
営業利益と売上高は長期平均と同水準であったため、経常利益への失望が大きかった。
為替変動の影響が大きかった可能性もある。
TOPIXの純利益は13,4兆円。
前年同期比と前四半期比でそれぞれ6%と21%ほど減少。
6四半期連続で堅調な成長を遂げた後、前年比で利益が減少するのはこれが初めてになるという。
セクター別では自動車が最も悪かった半面、金融が最も良かった。
企業は現在、25年3月期の営業利益成長率を4%としているが、コンセンサスはより強気の8%を見込んでいる。

巷に溢れているのが「コンサルティング、マーケッティング、アドバイザー」。
いずれも自分で何かを作る訳ではない。
「他社の動きを助ける」というのがおそらく大義名分だろうが、絶対に必要とされる存在ではない。
確かに海外企業ではこれらの業種も大きく活動しているが、でも中心ではない。
企業活動は生産物やサービスが社会に必要とされているということが「大前提」だと思う。
「コンサルティング、マーケッティング、アドバイザー」は決して主役たりえない。
しかしこの言葉は悪いが寄生虫のような存在の蔓延で新産業が登場してくるのか、どうか、結構疑問だ。
「他人の褌で相撲を取っている」というのは証券業界も一緒だが・・・。

大相撲を見ていて感じるのは「一日一番」という決意と覚悟。
マーケットでも必要なことだろう。
「相場は明日もある」ことは間違いないが、「一日一番」も重要だ。
これは銘柄選択にもつながろう。


◇━━━ カタリスト━━━◇

セック(3741)・・・動兆

リアルタイムソフトウェア技術に強み。
宇宙分野や車両自動走行含むロボットで開発受託。




(兜町カタリスト櫻井)

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