東証グロース(大引け)
値上がり優勢、個人の買い
【市況】東証グロース(大引け)=値上がり優勢、個人の買い

 
東証グロース市場は反発。新興企業市場は、個人の買いを支えに値上がり銘柄が値下がりを上回って推移するなど、総じて堅調な一日だった。日米の長期金利低下を支えに主力銘柄の一角に買いが入った。指数は後場に入って強含んだ。
週初で海外投資家の取引が細る中、「プライム市場の半導体株や防衛関連株の上値が重かったことで、スタンダードやグロースの銘柄に物色対象が移った」という。
グロースCoreは堅調。東証グロース市場250指数は反発した。終値は前週末比8.78ポイント(1.38%)高の642.81だった。
グロース250に対する寄与度の高い銘柄の一角が買いを集め、グロース250は小高く始まった後に上げ幅を拡大し、「寄り天」の日経平均株価とは対照的な動きになった。
グロース市場ではカバー、アストロHDが上昇した。一方、クオリプス、タイミーが下落した。
値上がり銘柄数356、値下がり銘柄数201と、値上がりが優勢だった。
 
9日に東証グロース市場に新規上場したインフォメテは公開価格(1080円)を下回る993円で初値を付けた。大引けは1070円だった。
 
個別ではGreenBee、ジィ・シィ企画がストップ高。トラース・オン・プロダクトは一時ストップ高と値を飛ばした。パルマ、フィスコ、シェアリングテクノロジー、AI CROSS、ジーニーなど7銘柄は年初来高値を更新。シノプス、カイオム・バイオサイエンス、yutori、情報戦略テクノロジー、オープンワークが買われた。
 
 一方、ジンジブ、Will Smart、ライスカレー、Terra Drone、TMHなど24銘柄が年初来安値を更新。データセクション、グロービング、フルッタフルッタ、BuySell Technologies、サイフューズが売られた。
 
 
 

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