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【オープニングコメント】
軟調展開か |
2日の東京株式市場は、続落後も軟調か。
日経平均株価の予想レンジは3万9400円-4万円を想定。(1日終値3万9986円33銭)
米国株はまちまち。ダウ平均が上昇した一方、S&P500とナスダックは下落した。ダウ平均は400ドル高の44494ドルで取引を終えた。
現地1日の米国株式はNYダウが4日続伸した半面、ナスダック総合指数は7日ぶりに反落するなど、まちまち。相互関税の一時停止期限の9日を控え、トランプ大統領は現地1日、対日関税に関し30%か35%の関税を課すべきと主張。相互関税の24%よりも負担増となる可能性が浮上したことで、輸出関連銘柄を中心に弱含みの展開となりそう。
為替相場は、ドル・円が1ドル=143円台の半ば(1日は143円07-09銭)、ユーロ・円が1ユーロ=169円台の前半(同168円59-63銭)とやや円安方向にある。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、1日の大阪取引所清算値比230円安の3万9660円だった。
【好材料銘柄】
■ソフトマックス <3671>
HEMILLIONSおよびソフトバンク <9434> と医療分野における生成AI技術の社会実装に向けて共同検討を開始。
■サイバーステップ <3810>
新たな事業として暗号資産の戦略的備蓄・運用を開始。26年5月期は初期投資額として2億円を想定し、最大10億円までの備蓄を段階的に検討。
■アイリッジ <3917>
今期最終は62倍増で4期ぶり最高益更新へ。
■バルテス・ホールディングス <4442>
中期経営計画を策定。28年3月期に営業利益18.8億円(25年3月期実績は9.4億円)を目指す。
■デ・ウエスタン・セラピテクス研究所 <4576>
ライセンスアウト先の興和が緑内障・高眼圧症治療剤「グラアルファ配合点眼液」のシンガポールにおける承認を取得。
■スカラ <4845>
今期最終を59%上方修正、配当も0.5円増額。
■象印マホービン <7965>
今期経常を一転1%増益に上方修正、配当も24円増額。また、発行済み株式数(自社株を除く)の4.42%にあたる290万株(金額で34億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は7月1日から11月20日まで。
■日本コンセプト <9386>
MBO(経営陣が参加する買収)による株式の非公開化を目指す。TOB価格は1株3060円で30日終値を37.2%上回る水準。買い付け期間は7月1日から8月13日まで。
【主な経済指標・スケジュール】
2(水)
【国内】
6月マネタリーベース(8:50)
《決算発表》
ダイセキ、ダイセキソリュ、北恵、オプトエレ
【海外】
米6月ADP雇用統計(21:15)
《米決算発表》
コンステレーション・ブランズ
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
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