東証グロース(大引け)
売り買い拮抗、買い戻し
【市況】東証グロース(大引け)=売り買い拮抗、買い戻し

 
東証グロース市場は直近の新興株相場は下落基調にあったため、短期的な戻りを見込んだ買いが入った。もっとも、日経平均株価が取引終了にかけて下げ幅を拡大したことや、日銀が来週30〜31日の金融政策決定会合で利上げに動くとの警戒感は重荷となり、指数は伸び悩んだ。
東証グロース市場250指数は3日ぶりに反発した。終値は前日比2.35ポイント(0.37%)高の642.91だった。
値上がり銘柄数264、値下がり銘柄数281と、売り買いが拮抗した。
グロース市場ではGENDAやセルシード、ポスプラが上昇した。一方、カバーやシーユーシー、エコナビスタは下落した。
 
26日に東証グロース市場に新規上場したタイミーは9時49分に公開価格(1450円)を400円(27.58%)上回る1850円で初値を付けた。終値は初値比200円安の1650円だった。
 
個別ではAmazia、サンバイオ、WASHハウス、セルシードがストップ高。PostPrimeは一時ストップ高と値を飛ばした。Chordia Therapeutics、サンワカンパニー、ジーニーなど4銘柄は年初来高値を更新。シンバイオ製薬、コパ・コーポレーション、スリー・ディー・マトリックス、FFRIセキュリティ、識学は値上がり率上位に買われた。
 
 一方、イシン、カウリス、Will Smart、アストロスケールホールディングス、インテグループなど15銘柄が年初来安値を更新。モダリス、コンヴァノ、ELEMENTS、売れるネット広告社、ロゴスホールディングスが売られた。
 

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