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【市況】東証グロース(大引け)=売り買い拮抗、売りに押され気味
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東証グロース市場は個人投資家の資金も、米裁判所によるトランプ関税一部差し止めを受けて大きく値を上げたプライム市場の大型株に向かい、新興企業市場は売りに押され気味だった。
前日までグロース250が連日で年初来高値を更新しており、「利食い売りも出やすかった」という。個人の一部が、派手に値上がりする大型株に主戦場を移したことで、グロース全体の売買代金も前日に比べてやや少なくなった。ただ、人工知能(AI)開発のエクサWizなど好材料が出た銘柄には買いが続き、指数を下支えした。
東証グロース市場250指数は4営業日ぶりに反落した。終値は前日比2.55ポイント(0.34%)安の740.39だった。
グロース市場ではジーエヌアイやSynsが下落し、GENDAやセーフィーは上昇した。
値上がり銘柄数275、値下がり銘柄数293と、売り買いが拮抗した。
個別ではデータセクションがストップ高。ブルーイノベーションは一時ストップ高と値を飛ばした。D&Mカンパニー、豆蔵デジタルホールディングス、ジーエヌアイグループ、ククレブ・アドバイザーズ、富士山マガジンサービスなど37銘柄は年初来高値を更新。セーフィー、オキサイド、ジェイドグループ、プレイド、Ridge−iが買われた。
一方、FIXER、GENDAが年初来安値を更新。Birdman、シイエヌエス、リビングプラットフォーム、ispace、ダイナミックマッププラットフォームはが売られた。
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