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【市況】東証グロース(大引け)=値上がり優勢、個人の旺盛な物色意欲
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東証グロース市場はトランプ米大統領が6日にドローンの商業化を促進する大統領令に署名したことが引き続き材料視され、ドローン関連銘柄が総じて買われた。月面着陸の失敗により前日まで2営業日連続で制限値幅の下限(ストップ安)水準で配分されたアイスペースにも買いが入った。
東証グロース市場の売買代金は発足以来、過去最高となった。個人の旺盛な物色意欲に支えられた。売買代金が100億円超えの銘柄がグロース市場の中で9銘柄あり、売買は活発だった。
市場関係者は「6月は配当金の支払いがあり、手元資金は潤沢だ。信用評価損率も低く、個人の買い余力は高い」と指摘していた。
東証グロース市場250指数は続伸した。終値は前日比11.38ポイント(1.52%)高の760.14だった。グロースCoreも小反発。
グロース市場ではリベラウェアやテラドローンが上昇した。一方、ジーエヌアイやゼンムテックは下落した。
値上がり銘柄数377、値下がり銘柄数191と、値上がりが優勢だった。
個別ではTerra Drone、CINC、ヘリオス、ブルーイノベーション、コンヴァノがストップ高。ラクサス・テクノロジーズ、データセクション、アジャイルメディア・ネットワークは一時ストップ高と値を飛ばした。エムビーエス、豆蔵デジタルホールディングス、Liberaware、Aiロボティクス、ククレブ・アドバイザーズなど44銘柄は年初来高値を更新。トライト、Birdman、イオレ、キッズウェル・バイオ、サスメドが買われた。
一方、イントランスが年初来安値を更新。モダリス、イシン、学びエイド、ジーエヌアイグループ、EduLabが売られた。
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