東証グロース(大引け)
値下がり優勢、米株安も投資家心理の重荷
【市況】東証グロース(大引け)=値下がり優勢、米株安も投資家心理の重荷

 
東証グロース市場は,朝方は高かったが、前日まで2日続伸していたことから次第に利益確定売りに押され下落に転じた。前日の米株安も投資家心理の重荷となった。
値動きの軽い銘柄に集まる動きはこの日も見られ、売買代金上位には「いつもの顔ぶれ」(大手証券)が並んだ。前日は値上がり銘柄が値下がりより多かったため、この日は反動が出て若干売り物がちになったが、「信用の評価損益率は良好で個人の運用意欲は強く、押せば拾う」といい、グロース250の下げ幅は限られた。
東証グロース市場250指数は3日ぶりに反落した。終値は前日比3.39ポイント(0.52%)安の652.6だった。
 
グロース市場ではやタイミーやノートが下落した。一方、カバーやSynsは上昇した。
値上がり銘柄数204、値下がり銘柄数363と、値下がりが優勢だった。
 
 個別ではLiberaware、Synspective、ニフティライフスタイル、ブルーイノベーションがストップ高。サークレイス、ABEJAは一時ストップ高と値を飛ばした。Schoo、Terra Drone、ユカリア、令和アカウンティング・ホールディングス、THECOOなど12銘柄は昨年来高値を更新。バルミューダ、弁護士ドットコム、W TOKYO、ジェネレーションパス、売れるネット広告社グループが買われた。
 
 一方、レナサイエンスがストップ安。モンスターラボホールディングスは昨年来安値を更新。ストレージ王、シーユーシー、さくらさくプラス、総医研ホールディングス、コパ・コーポレーションが売られた。
 

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