東証グロース(大引け)
値上がり優勢、手じまい売り
【市況】東証グロース(大引け)=値上がり優勢、手じまい売り

 
東証グロース市場はジャクソンホール会議でのパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演を前に手じまい売りが出て、指数を押し下げた。
前場は押し目買いなどが入り、グロース250は小幅プラスで推移した。しかし、「米国の9月利下げ観測がやや後退する中で週末を迎え、後場は手じまい売りが優勢になった」。東京株式市場全体で低バリュエーション銘柄優位の展開になっており、パウエル氏の講演が想定よりタカ派的になることに対する警戒感が伺われた。
主力銘柄の一角で高値警戒感からの売りが優勢だった。日本時間今晩にパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の講演が控えており、米金融政策の不透明感から株式市場全体で積極的な売買が手控えられ、見送りムードが強かった。
東証グロース市場250指数は3日続落した。終値は前日比2.87ポイント(0.37%)安の782.12だった。グロース250、グロースCoreは続落。
値上がり銘柄数305、値下がり銘柄数268と、値上がりが優勢だった。
グロース市場ではアクセルHDやQPS研究所が下落した。一方、エレメンツやフロンテオは上昇した。
 
個別ではインフォメティス、アプリックス、コラボス、ビーマップ、アクリートなど10銘柄がストップ高。セカンドサイトアナリティカは一時ストップ高と値を飛ばした。ジンジブ、L is B、タイミー、イオレ、Aiロボティクスなど48銘柄は年初来高値を更新。TORICO、AppBank、W TOKYO、和心、キャンバスが買われた。
 
 一方、アクセルスペースホールディングスが一時ストップ安と急落した。フラー、ペルセウスプロテオミクス、グラッドキューブは年初来安値を更新。アジャイルメディア・ネットワーク、セレンディップ・ホールディングス、ジェリービーンズグループ、アルファクス・フード・システム、ソフトフロントホールディングスが売られた。
 

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