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【市況】東証グロース(大引け)=値上がり優勢、手控えムードが強い
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東証グロース市場は根強い先高観を背景にした買いが優勢だった。
30日の東京株式市場は、重要イベントや決算発表前に手控えムードが強く、グロース市場でも特段目立った取引はなかったが、「好材料が発表された特定の銘柄に買いを入れる個人は一定数いた」とされ、指数は持ち直した。グロース市場の騰落銘柄比率は、値上がりが51%、値下がりが40%と値上がりがやや多かった。
市場では「東証株価指数(TOPIX)が24日に過去最高値を更新し、東証プライム市場に上場する銘柄の上値が重くなっているだけに、割安に放置された銘柄の多い新興株市場に投資家の物色が向かいやすかった」との声が聞かれた。
東証グロース市場250指数は反発した。終値は前日比2.86ポイント(0.38%)高の753.88だった。グロース市場ではMTGやインテグラル、Aimingが上昇した。一方、トライアルやフリー、タイミーが下落した。グロース250、グロースCoreはともに反発。
値上がり銘柄数313、値下がり銘柄数245と、値上がりが優勢だった。
個別ではVeritas In Silico、イメージ情報開発、フューチャーリンクネットワークがストップ高。情報戦略テクノロジー、モンスターラボは一時ストップ高と値を飛ばした。L is B、Hmcomm、グロービング、モビルス、ピー・ビーシステムズなど20銘柄は年初来高値を更新。Aiming、ラクサス・テクノロジーズ、サイバートラスト、マクアケ、データセクションが買われた。
一方、Chordia Therapeutics、フラーが年初来安値を更新。バリューゴルフ、ドリコム、サスメド、さくらさくプラス、ジェリービーンズグループが売られた。
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