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不安定な相場展開か |
Market Data
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【日経平均】
39810円88銭(△24円98銭=0.06%)
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【TOPIX】
2827.95(▲1.04=0.04%)
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【グロース250】
710.59(△0.88=0.12%)
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【プライム売買高】15億5102万株(▲4億3746万株)
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【売買代金】3兆8803億円(▲1兆1516億円)
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【値上がり銘柄数】785(前日:827)
【値下がり銘柄数】757(前日:735)
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【新高値銘柄数】74(前日:59)
【新安値銘柄数】11(前日:9)
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【25日騰落レシオ】104.76(前日:106.26)
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今週は、軟調となった。
週明け6月30日の日経平均は大幅高となったが、4万800円台に乗せた後に失速して終値では4万500円を下回っており、高値警戒感が台頭した。
7月に入って1日は円高に神経質な反応を示して500円を超える下落となり、終値で4万円を下回った。
2日はトランプ大統領が日本に対する関税引き上げを示唆したことが伝わったことから、連日で3桁の下落。3日は米雇用統計の発表を前に様子見姿勢が強まる中で、小幅に上昇。
米国の6月雇用統計は良好な内容となり、結果を受けた米国株は大幅上昇。ただ、この動きに対する日本株の反応は小幅なプラスにとどまった。
日経平均は週間では約339円の下落となり、週足では3週ぶりに陰線を形成した。
来週は不安定な相場展開か。
トランプ政権が関税の猶予期限としていた7月9日を迎える。直近でトランプ大統領が日本の自動車やコメの貿易に不満を示しており、交渉難航はある程度織り込まれていると思われるが、期限のタイミングで大統領が改めて日本批判を強める可能性もあるだけに油断はできない。
一方、小売関連の決算発表が増えてくる時期で、ファーストリテイリングやセブン&アイなどの決算も週内に消化する。
来週前半には、上場投資信託(ETF)の分配金捻出のための換金売りが1兆3000億円超控えており、それを見越した先回り売りなどが出る可能性も警戒されていることで短期的な需給悪化局面がありそうだ。
「関税リスク」が意識される中で、内需株には資金が向かいそう。
ナスダックやS&P500が最高値を更新するなど、米国株の動きが良いことも下支え要因として期待できる。トランプ政権絡みのニュースに振り回されるだろうが、悲観一辺倒にはならず、大幅安もあれば大幅高もあるといった荒い動きが続くと予想する。
■上値・下値テクニカル・ポイント(4日現在)
42583.20 ボリンジャー:+3σ(13週)
41344.29 ボリンジャー:+3σ(25日)
41029.62 ボリンジャー:+2σ(26週)
40829.20 ボリンジャー:+2σ(13週)
40455.79 ボリンジャー:+2σ(25日)
39997.30 6日移動平均線
39810.88 ★日経平均株価4日終値
39759.08 均衡表転換線(日足)
39567.28 ボリンジャー:+1σ(25日)
39336.14 ボリンジャー:+1σ(26週)
39086.63 均衡表基準線(日足)
39075.20 ボリンジャー:+1σ(13週)
38942.07 新値三本足陰転値
38729.63 均衡表転換線(週足)
38678.78 25日移動平均線
昨日23.42円高に続いて本日24.98円高と上げ幅は小さく、4万円手前での上値の重さを再確認する形となった。ローソク足は日足、週足ともに陰線で終了。株価上方の5日移動平均線が下向きに転じたこともあり、足元では売り圧力がやや優勢とみられる。もっとも株価下方では25日線や13週線が上向きをキープし、三役好転の強気形状が続く一目均衡表でも転換線が上向いており、大勢ではアップトレンドが維持されている模様だ。
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