東証グロース(大引け)
値下がり優勢、投資家のリスク回避姿勢
【市況】東証グロース(大引け)=値下がり優勢、投資家のリスク回避姿勢

 
東証グロース市場は手じまい売りなどに押されて値下がりする銘柄が多く反落した。
前日の米株式相場の下落や中東情勢の悪化懸念で、投資家のリスク回避姿勢が強まり、新興市場にも売りが波及した。日経平均株価が後場に下げ幅を拡大したのに歩調を合わせ、グロース指数も一段安となる場面があった。
グロースCoreは反落。東証グロース市場250指数も反落した。終値は前日比9.09ポイント(1.40%)安の640.92だった。
 
グロース市場ではGENDAやジーエヌアイ、カバーが下落した。一方、コーディアやアスア、フリーは上昇した。
値上がり銘柄数144、値下がり銘柄数424と、値下がりが優勢だった。
 
「RNA」をキーワードにChordiaがノーベル賞関連銘柄として買われるなど、「連想ゲーム的な物色や、ボラティリティーに集まる動きは引き続き見られた」とされる。
ただ、石破茂首相の金融政策などにおける軌道修正を好感した買いは一段落し、「個人も決算発表など次の材料を待つ姿勢になり、全体に買いは手控えられた」という。
 
個別ではイメージ情報開発、グローバルウェイがストップ高。Chordia Therapeuticsは一時ストップ高と値を飛ばした。アスア、コラボス、日本情報クリエイト、AIAIグループなど5銘柄は年初来高値を更新。ジーネクスト、売れるネット広告社、coly、フィーチャ、GMOフィナンシャルゲートが買われた。
 
 一方、グリーンモンスター、タイミー、ROXX、キッズスター、ミラタップなど7銘柄が年初来安値を更新。Delta-Fly Pharma、ALiNKインターネット、サイバー・バズ、カウリス、雨風太陽が売られた。
 
 

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