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【市況】東証グロース(大引け)=値上がり優勢、割高感が意識
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東証グロース市場は国内金利が上昇するなか、高PER(株価収益率)銘柄が多い新興株の割高感が意識された。朝方は高く始まったものの、ほどなくして下落に転じた。その後は軟調な展開が続き、安値引けとなった。
材料が出た一部銘柄には買いが入ったものの、個人投資家の資金は良好な決算発表が相次ぐプライム銘柄に向かったため、「グロース市場の商いは薄かった」という。
東証グロース市場250指数は3日続落した。終値は前日比5.47ポイント(0.77%)安の703.06だった。
グロース250、グロースCoreはともに3日続落。
グロース市場ではカバーやトライアル、GENDAが下落した。一方、ジーエヌアイやアストロHD、QPS研究所は上昇した。
値上がり銘柄数297、値下がり銘柄数266と、値上がりが優勢だった。
個別では、ビーマップ、note、サイバー・バズがストップ高。VRAIN Solution、Aiロボティクス、富士山マガジンサービス、技術承継機構、ユニフォームネクストなど8銘柄は年初来高値を更新。Green Earth Institute、AeroEdge、WOLVES HAND、アーキテクツ・スタジオ・ジャパン、旅工房が買われた。
一方、クラシコが一時ストップ安と急落した。GMOプロダクトプラットフォーム、イノベーション、ヌーラボ、アドベンチャー、Birdmanなど7銘柄は年初来安値を更新。CRI・ミドルウェア、JIG-SAW、NE、クラシル、ユーソナーが売られた。
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