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方向感に欠ける動き |
Market Data
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【日経平均】
39605円80銭(△224円91銭=0.57%)
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【TOPIX】
2706.20(▲6.47=0.24%)
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【グロース250】
638.19(▲1.75=0.27%)
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【プライム売買高】15億7950万株(△7275万株)
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【売買代金】3兆7755億円(△2466億円)
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【値上がり銘柄数】503(前日:646)
【値下がり銘柄数】1086(前日:939)
【新高値銘柄数】31(前日:34)
【新安値銘柄数】15(前日:10)
【25日騰落レシオ】106.46(前日:102.04)
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今週は、大幅高となった。
米9月雇用統計を受けて4日の米国株が上昇し、円安も進行したことから、週明け7日の日経平均は大幅上昇。8日は米国株安を嫌気して大きく下げたが、9日は主力大型株が強く、前日の下げ分の大半を取り戻した。
10日は大幅高で始まった後は伸び悩んだものの、3桁の上昇。注目の米9月消費者物価指数(CPI)は市場予想を上回ったものの、米国マーケットは冷静に消化した。これを受けた11日は指数寄与度の大きいファーストリテイリングの貢献もあり、3営業日連続の3桁上昇。
日経平均は週間では約970円の上昇となり、週足では陽線を形成した。
来週は、一進一退か。
月曜が祝日で立ち合いは4日。火曜15日までで2月決算企業の業績発表が概ね一巡し、3月決算企業の業績発表を前に多くの銘柄が手がけづらくなる。
欧米の長期金利動向を見る上では、17日のECB理事会および米9月小売売上高が注目される。米国では一足先に決算発表が出始めるだけに、各種材料に一喜一憂することになるだろう。
ただ、決算待ちの状況下では、商いの盛り上がりが期待しづらい。
三連休明けの15日は、衆議院議員選挙の公示日。「選挙は買い」のアノマリーが見られるかどうか、来週以降の動向が大きく注目されるだろう。
日経平均もここからもう一段上昇して4万0000円に接近するようなら、いったんはやれやれ売りが上値を抑えると思われる。上への期待も下への警戒もそれほど高まらず、指数は方向感に欠ける動きが続くと予想する。
■上値・下値テクニカル・ポイント(11日現在)
42364.46 ボリンジャー:+3σ(13週)
41561.57 ボリンジャー:+3σ(25日)
41158.48 ボリンジャー:+2σ(26週)
40871.40 ボリンジャー:+2σ(13週)
40302.24 ボリンジャー:+2σ(25日)
39765.39 ボリンジャー:+1σ(26週)
39605.80 ★日経平均株価11日終値
39378.34 ボリンジャー:+1σ(13週)
39195.09 6日移動平均線
39042.92 ボリンジャー:+1σ(25日)
38660.00 均衡表転換線(日足)
38372.29 26週移動平均線
38311.91 75日移動平均線
38025.61 200日移動平均線
37885.29 13週移動平均線
37783.59 25日移動平均線
37723.91 新値三本足陰転値
37538.72 均衡表転換線(週足)
37538.72 均衡表基準線(日足)
37361.71 均衡表雲上限(週足)
ローソク足は4本連続の小陰線を描いたが、上向きの5日移動平均線を下回る場面はなく、上値の売り物を消化しながら水準を切り上げていく様子を確認する形となった。5日線下方を走る25日線が上昇角度を増したほか、週足の一目均衡表は三役好転を示現して買い手優勢の地合いを示唆しており、来週の相場上昇が期待できそうだ。
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