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【オープニングコメント】 堅調展開か |
28日の東京株式市場は、堅調な値動きが続きそうだ。
日経平均株価の予想レンジは、4万9900円-5万800円を想定。(27日終値5万512円32銭)
米国株は上昇。ダウ平均は337ドル高の47544ドルで取引を終えた。
現地27日の米国株式市場では、NYダウとナスダック総合指数が、そろって連日で終値ベースの史上最高値を更新した強い動きを受け、買い優勢のスタートが見込まれる。
また、28日開催される日米首脳会談では日本の防衛費の増額が米国側へ伝えられる方針が報じられており、関連銘柄が物色される可能性がある。ただ、現地28日からFOMC(米連邦公開市場委員会)が開催されることもあり、内容を確認したいとして、手控えムードが広がる場面もありそう。
為替相場は、ドル・円が1ドル=152円台の後半(27日は153円02-04銭)、ユーロ・円が1ユーロ=177円台の後半(同177円80-84銭)と小動き。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、27日の大阪取引所清算値比105円安の5万485円だった。
【好材料銘柄】
■サンテック <1960>
上期経常を一転61%増益に上方修正。
■ディー・エヌ・エー <2432>
シティインデックスイレブンスが27日付で大量保有報告書を提出。シティインデックスイレブンスと共同保有者のディーエヌエ株式保有比率は5.12%となり、新たに5%を超えたことが判明した。
■ひらまつ <2764>
台湾の老舗百貨店グループである大統百貨と事業提携の検討を目的とした基本合意書を締結。
■イビデン <4062>
日本経済新聞社は11月5日付で日経平均株価の構成銘柄にイビデンを採用。特別注意銘柄に指定されるニデック <6594> を除外。
■SBIグローバルアセットマネジメント <4765>
上期経常が23%増益で着地・7-9月期も40%増益。また、26年3月末基準からSBIレオスひふみの投資信託「ひふみクロスオーバーPro」を追加で付与(対象は保有株数500株以上の株主で2500円相当)。そのほか、上場25周年記念優待として26年3月末時点で1000株以上を保有する株主に対し、3000円相当の暗号資産(XRP)およびアラプラスゴールドEX(定価1万1800円)を贈呈する。
■イーエムシステムズ <4820>
今期経常を39%上方修正、配当も4円増額。
■正興電機製作所 <6653>
1-9月期(3Q累計)経常が27%増益で着地・7-9月期も55%増益。
■エンプラス <6961>
今期経常を一転1%増益に上方修正、配当も10円増額。
■ポート <7047>
新卒・若年層向け人材紹介事業を手掛けるHRteamの株式を追加取得し連結子会社化する。取得価額は27.6億円。
■西華産業 <8061>
塗装機械などの製造販売を手掛ける旭サナックの全株式を取得し子会社化する。
■三信電気 <8150>
上期経常を45%上方修正。
■メタウォーター <9551>
今期経常を17%上方修正・5期ぶり最高益、配当も14円増額。
■ナガセ <9733>
上期経常は3.3倍増益で着地、今期配当を50円増額修正。
【主な経済指標・スケジュール】
28(火)
【国内】
日米首脳会談
《決算発表》
アドバンテ、野村HD、オービック、中部電、シマノ、ヒューリック、きんでん、日立建、小糸製、OBC、邦ガス、日ガス、コメリ、トーエネク、さくら、SMS、不二家、神奈交、日車輌、アイネス、システムリサーチ、コア、Vコマース、サイバトラスト、オーゼックス、SMK、リアルゲイト、両毛シス、田中化研、テセック、Aiming、マクアケ、カイノス、日鋳造、日興業
【海外】
FOMC(~10/29)
米8月S&Pコアロジック・ケース・シラー住宅価格指数(22:00)
米10月消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)(23:00)
米7年国債入札
《米決算発表》
D.R.ホートン、キャリア・グローバル、IQVIAホールディングス、ネクステラ・エナジー、ロイヤル・カリビアン・クルーズ、ユナイテッドヘルス・グループ、ユナイテッド・パーセル・サービス、コーニング、MSCI、ザイレム