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【市況】東証グロース(大引け)=値下がり優勢、持ち高調整目的の売り
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東証グロース市場は前日に上昇した反動で、持ち高調整目的の売りが優勢となった。日経平均株価が午後に下げ幅を広げると、新興株にも売りが増え、指数は一段安となった。
市場関係者は「高市早苗首相の政策関連として注目されていた銘柄への買いは足元で一巡しており、新興市場で物色の柱となる銘柄が目立たない」と指摘した。
新興企業市場では「グロースは閑散だが、造船株は連日の大商い」となり、資金は活況だったスタンダード市場に向かったとみられる。ある市場関係者からは「日米首脳会談を通過していったん材料出尽くしのような格好だ」との見方が聞かれた
東証グロース市場250指数は反落した。終値は前日比12.56ポイント(1.71%)安の722.38だった。グロース250とグロースCoreは大幅安。
グロース市場ではQPS研究所やアストロHDなど宇宙関連銘柄の下落が目立った。一方、サンバイオやヘリオスは上昇した。
値上がり銘柄数111、値下がり銘柄数470と、値下がりが優勢だった。
個別ではジェネレーションパス、JIG-SAWがストップ高。イオレ、フェニックスバイオは一時ストップ高と値を飛ばした。豆蔵、富士山マガジンサービス、エクサウィザーズ、サイエンスアーツ、AeroEdgeなど6銘柄は年初来高値を更新。ソフトフロントホールディングス、リアルゲイト、和心、ポート、Waqooが買われた。
一方、Veritas In Silico、MFS、PostPrime、Schoo、海帆など17銘柄が年初来安値を更新。コンヴァノ、クリアル、WOLVES HAND、AppBank、Def consultingが売られた。
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