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【オープニングコメント】
軟調展開か |
30日の東京株式市場は反落後、もみ合い展開か。
日経平均株価の予想レンジは、3万7800円-3万8300円を想定。(29日終値3万8432円98銭)
米国株は上昇。ダウ平均は117ドル高の42215ドルで取引を終えた。
現地29日の米国株式は、エヌビディアの好決算を支えとして上昇した。
ただ、エヌビディアの好決算効果は既にきのう29日に織り込み済みで、週末と月末が重なることからポジション調整の売りが優勢になりそう。
為替相場は、ドル・円が1ドル=144円台の前半(29日は145円26-28銭)と円高方向に傾く一方、ユーロ・円が1ユーロ=163円台の後半(同163円79-83銭)と小動き。対ドルでの円高も重しになるとみられる。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、29日の大阪取引所清算値比495円安の3万7915円だった。
【好材料銘柄】
■カラダノート <4014>
住友生命と資本業務提携。住友生命保険を割当先とする40万株(うち自己株式処分10万株)の第三者割当増資を実施する。発行価格は473円。
■サンバイオ <4592>
アクーゴ脳内移植用注を出荷するための承認条件に関わる第3回目の製造結果を報告。規格試験と特性解析においてすべての基準値を満たし適合となった。今後承認取得を目指す。
■住信SBIネット銀行 <7163>
NTTドコモがTOB(株式公開買い付け)を実施し、連結子会社化を目指す。TOB価格は1株4900円で29日終値を23.0%上回る水準。買い付け期間は5月30日から7月10日まで。
■テイン <7217>
9月30日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施。また、発行済み株式数(自社株を除く)の2.0%にあたる10万株(金額で1億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は6月2日から26年3月31日まで。
■小糸製作所 <7276>
発行済み株式数(自社株を除く)の13.04%にあたる3700万株(金額で500億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は6月2日から26年5月29日まで。
【主な経済指標・スケジュール】
30(金)
【国内】
4月失業率(8:30)
4月有効求人倍率(8:30)
5月東京都区部消費者物価指数(CPI)(8:30)
4月鉱工業生産指数(8:50)
4月商業動態統計(8:50)
2年国債入札
《決算発表》
トリケミカル、東和フード、ナトコ、キタック
【海外】
米4月個人所得(21:30)
米4月個人消費支出(PCE)(21:30)
米4月個人消費支出(PCEデフレーター)(21:30)
休場:台湾
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
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