東証グロース(大引け)
値下がり優勢、投資家心理の悪化
【市況】東証グロース(大引け)=値下がり優勢、投資家心理の悪化

 
東証グロース市場は27日の日経平均株価が円高・ドル安が進む中で下落した。投資家心理の悪化で新興市場にも売りが広がった。
東証グロース市場250指数の下落率は日経平均(0.80%)に比べて小さかった。市場関係者は「円高に振れたことから自動車や海運など大型株で下落が目立ったが、内需株が多いグロース市場は為替影響を比較的受けにくかったのではないか」と話した。
グロースCoreは上昇。東証グロース市場250指数は続落した。終値は前日比1.50ポイント(0.24%)安の633.97だった。
 
グロース市場ではカバーやカイオムが下落した。一方、コーディアやタイミーは上昇した。
値上がり銘柄数158、値下がり銘柄数397と、値下がりが優勢だった。
 
個別ではかっこ、雨風太陽、デジタリフトがストップ高。東京通信グループは一時ストップ高と値を飛ばした。レジル、LAホールディングス、アンビション DX ホールディングス、はてな、ジーニーなど7銘柄は年初来高値を更新。Chordia Therapeutics、モダリス、STG、True Data、学びエイドが買われた。
 
一方、VRAIN Solution、ジンジブ、L is B、JSH、Will Smartなど21銘柄が年初来安値を更新。カイオム・バイオサイエンス、イーエムネットジャパン、トゥエンティーフォーセブン、セカンドサイトアナリティカ、ベイシスが売られた。
 
 

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