東証グロース(大引け)
値下がり優勢、利益確定の売り
【市況】東証グロース(大引け)=値下がり優勢、利益確定の売り

 
東証グロース市場は、きょうは東京市場全体で地合いが悪く、「グロース銘柄も積極的な買いが手控えられ、利益確定の売りに押された印象だ」との声が聞かれた。
国内長期金利が一時は1.755%と2008年6月以来、およそ17年半ぶりの高水準をつけ、高PER(株価収益率)銘柄の多い新興株の割高感が意識され、売りに押された。
市場では「長期金利の上昇で企業の借り入れ負担が大きくなる懸念がある」との懸念も聞かれた。
東証グロース市場250指数は4日続落した。終値は前日比18.56ポイント(2.66%)安の679.97と、5月8日以来約6カ月ぶりの安値を付けた。
グロース市場ではジーエヌアイやバイセルが下落した。一方、GENDAやMTGは上昇した。
値上がり銘柄数102、値下がり銘柄数476と、値下がりが優勢だった。
 
個別ではグリーンモンスター、アジアクエスト、ビーマップ、免疫生物研究所がストップ高。クラウドワークスは一時ストップ高と値を飛ばした。WOLVES HAND、博展、技術承継機構、ムービン・ストラテジック・キャリア、オンコリスバイオファーマなど11銘柄は年初来高値を更新。アーキテクツ・スタジオ・ジャパン、Finatextホールディングス、シルバーエッグ・テクノロジー、TORICO、ジンジブが買われた。
 
一方、GVA TECHがストップ安。PostPrime、ROXX、アスカネット、ユナイテッド、Schooなど51銘柄は年初来安値を更新。フルッタフルッタ、Rebase、サイバーソリューションズ、Birdman、DAIWA CYCLEが売られた。
 

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