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【市況】東証グロース(大引け)=値上がり優勢、個人の物色
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東証グロース市場は米国と各国の関税交渉の進展を待つ中で様子見姿勢が強まり、大型株の動きが鈍かったため、小型株に買いが集中した。
グロース250指数の年初来高値更新とはならなかったものの、新興株式市場は個人の物色により活況だった。特定の銘柄で利益確定の売りが出たが、個人の買いに支えられ「グロース市場は終始しっかりだった」という。
米国の関税政策などの影響を相対的に受けにくい内需関連が多い新興株に、消去法的な買いが向かいやすかった面もあるようだ。
東証グロース市場250指数は3日続伸した。終値は前日比4.47ポイント(0.59%)高の764.61だった。グロースCoreも堅調。
グロース市場では5月の既存店売上高が良好な内容だったと受け止められたトライアルが上昇した。ジーエヌアイやインテグラルも買われた。一方、サンバイオやフリー、アイスペースが下落した。
値上がり銘柄数330、値下がり銘柄数239と、値上がりが優勢だった。
個別ではクリングルファーマ、モンスターラボ、トライトがストップ高。オークファン、ブルーイノベーション、アジャイルメディア・ネットワークは一時ストップ高と値を飛ばした。エムビーエス、マテリアルグループ、豆蔵デジタルホールディングス、Liberaware、Aiロボティクスなど44銘柄は年初来高値を更新。キッズウェル・バイオ、ダイナミックマッププラットフォーム、デジタルプラス、Sapeet、コンヴァノが買われた。
一方、ベストワンドットコムがストップ安。VALUENEX、売れるネット広告社グループ、データセクション、ispace、かっこが売られた。
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