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【市況】東京株式(寄り付き)=続伸スタート、米株高好感
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【寄り付き概況】
9日の日経平均株価は続伸で始まった。始値は前週末比287円10銭高の3万8028円71銭。
前週末の米国株市場ではNYダウが3日ぶりに大きく切り返したほか、ナスダック総合株価指数も反発し上昇率でダウを上回った。この日発表された5月の米雇用統計は非農業部門の雇用者数が事前コンセンサスを上回ったことで、米景気減速への警戒感が和らいだ。また、米中貿易摩擦についても交渉が進展することへの期待が高まっている。週明けの東京市場でも米株市場のリスク選好の地合いを引き継ぎ、主力銘柄をはじめ広範囲に買いが優勢となっている。
外国為替市場では1ドル=144円台後半の推移と円安方向に振れており、これも全般相場に追い風材料として意識されている。
内閣府が9日発表した1〜3月期の国内総生産(GDP)改定値は物価変動の影響を除いた実質の季節調整値が前期比0.0%減、年率換算で0.2%減と、5月発表の速報値(前期比0.2%減、年率0.7%減)から上方修正した。
東証株価指数(TOPIX)は続伸している。
個別では、アドテストや東エレクなど半導体関連株が高い。TDK、ソニーG、大塚HDも買われている。一方、ニトリHDやバンナムHD、パナHDは安い。
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