東証グロース(大引け)
売り買い拮抗、投資家心理の改善
【市況】東証グロース(大引け)=売り買い拮抗、投資家心理の改善

東証グロース市場は東京株式市場の上値追いが継続する中、投資家心理の改善に恩恵を受けたが、買いは限られ、大引けは小幅マイナスとなった。
日経平均株価が連日最高値を更新する一方、新興株は一進一退の展開が続いたが午後にかけて売りが優勢になった。三井住友DSアセットマネジメントの市川雅浩チーフマーケットストラテジストは「米関税政策の不透明感が後退するなかで、グロース銘柄から大型銘柄への資金の入れ替えが起きている」との見方を示した。
東証グロース市場250指数は小幅ながら3日続落した。終値は前日比0.27ポイント(0.03%)安の777.75だった。グロース250とグロースCoreは小幅安。
 
グロース市場ではカバーやタイミーは下落した。一方、リベラウェアやトライアルが上昇した。
値上がり銘柄数280、値下がり銘柄数294と、売り買いが拮抗した。
 
13日に東証グロース市場に新規上場したアクセルHDは13時13分に公開価格(375円)の2.0倍にあたる751円で初値を付け、終値は初値比77円(10.25%)安の674円だった。
 
 個別ではアルファクス・フード・システム、エクサウィザーズ、unerry、アイデミーがストップ高。スマートドライブ、メイホーホールディングスは一時ストップ高と値を飛ばした。L is B、イオレ、フルッタフルッタ、ランディックス、アンビション DX ホールディングスなど39銘柄は年初来高値を更新。バンク・オブ・イノベーション、ナルネットコミュニケーションズ、トヨクモ、ベガコーポレーション、ポートが買われた。
 
 一方、フラー、データセクション、AI inside、ヘリオスがストップ安。JSH、オルツ、ispaceなど4銘柄は年初来安値を更新。サークレイス、ジーニー、HYUGA PRIMARY CARE、メドレックス、ピー・ビーシステムズが売られた。
 

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