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【市況】東証グロース(大引け)=値下がり優勢、主力株に買い
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東証グロース市場は日経平均株価が米ハイテク株高を背景に大幅に上昇し、新興市場にも買いが波及した。主力株の一角に買いが集まり指数は上昇した。ただ、騰落銘柄数では値下がり銘柄が多かった。
米国でハイテク株が上昇した流れを引き継ぎ東証プライム市場は大幅上昇も、市場関係者からは「新興株は置いていかれた」との声が聞かれた。一部の主力株がグロース250を引き上げたが、値動きのいいプライム市場の大型半導体関連株などに資金が向かい「崩れてはいないが、買えるテーマがない」と物色の手掛かりが少ない状態となっている。
グロースCoreは大幅高。グロース市場ではカバーやウェルスナビが上昇した。一方、QPS研究所やテラドローンは下落した。
東証グロース市場250指数は反発した。終値は前日比5.03ポイント(0.78%)高の646.75だった。
値上がり銘柄数238、値下がり銘柄数302と、値下がりが優勢だった。
個別ではリビン・テクノロジーズがストップ高。BTMは一時ストップ高と値を飛ばした。ククレブ・アドバイザーズ、グロービング、アシロ、MTGなど5銘柄は年初来高値を更新。ウェルスナビ、光フードサービス、ブランジスタ、サイフューズ、GENDAが買われた。
一方、ジンジブ、Will Smart、サンクゼール、JIG-SAW、ビープラッツなど12銘柄が年初来安値を更新。ZUU、INFORICH、雨風太陽、夢展望、グロースエクスパートナーズが売られた。
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