東証グロース(大引け)
値下がり優勢、グロース(成長)株を売る動き
【市況】東証グロース(大引け)=値下がり優勢、グロース(成長)株を売る動き

 
東証グロース市場は日銀が今月23〜24日に開く金融政策決定会合で追加利上げに踏み切るとの見方が強まり、15日の国内債券市場で長期金利は一時1.255%と13年9カ月ぶりの水準に上昇(債券価格は下落)した。金利の先高観が強まるなか、金利上昇で相対的な割高感が高まりやすいグロース(成長)株を売る動きが優勢だった。
東証グロース市場250指数は続落した。終値は前日比5.81ポイント(0.91%)安の631.11だった。
 
グロース市場では、自社開発した月着陸船を積んだロケットが日本時間15日午後に米国から打ち上げられたアイスペースが安い。トライアルやQPS研究所も下落した。一方、ジーエヌアイやインテグラル、ボードルアが上昇した。
値上がり銘柄数210、値下がり銘柄数356と、値下がりが優勢だった。
 
 個別ではマテリアルグループ、Will Smart、ククレブ・アドバイザーズ、グロービング、True Dataなど10銘柄がストップ高。かっこ、EduLab、レナサイエンス、property technologiesは一時ストップ高と値を飛ばした。Aiロボティクス、ランディックス、シンメンテホールディングスなど4銘柄は昨年来高値を更新。note、グロースエクスパートナーズ、グッドパッチ、ELEMENTS、識学が買われた。
 
一方、ロゴスホールディングス、INGS、BTM、アイデミーがストップ安。TMH、ジェイドグループは一時ストップ安と急落した。ラクサス・テクノロジーズ、Synspective、ビースタイルホールディングス、フォルシア、ミラタップなど16銘柄は昨年来安値を更新。リックソフト、QPS研究所、GRCS、フューチャーリンクネットワーク、メタリアルが売られた。
 
 

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