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来週は、堅調展開か |
日経平均株価
始値 38587.57
高値 39025.70(13:03)
安値 38554.75(09:50)
大引け 38814.56(前日比 +94.09 、 +0.24% )
売買高 21億5662万株 (東証プライム概算)
売買代金 5兆3191億円 (東証プライム概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は94円高と3日ぶりに反発、引けにかけ伸び悩む
2.日銀は決定会合で国債買い入れ額を減額していく方針を決定
3.日銀の発表を受け、日経平均は一時300円超高も上値重い
4.ディスコやSBG、三菱重、日立などに買いが入り値を上げる
5.日銀の会合後に長期金利は低下し三井不や菱地所が買われる
今週は堅調となった。日経平均は週初の10日に300円を超える上昇。3万9000円台を回復した。翌11日も上昇したが、この日は買い先行から失速してTOPIXは下落するなど方向感が定まらなかった。12日はFOMC結果や米5月消費者物価指数(CPI)の発表を前にリスク回避の売りに押されて大幅安。FOMCでは政策金利は据え置きとなり、ドットチャートでは年内1回の利下げ見通しが示唆された。
13日は米長期金利の低下を受けて大幅高スタートとなったものの、翌日に日銀会合を控えていたことから買いが続かず3桁の下落。14日は日銀会合の結果を確認した後場に買いが入ってプラスで終えた。日米中銀イベントを消化する中で日々の値動きは不安定となったものの、週間ではプラスを確保した。日経平均は週間では約130円の上昇となり、週足では4週ぶりに陽線を形成した。
来週は、堅調展開か。国内は材料が乏しく、米国で経済指標の発表が多い。
米国では市場予想を下回る5月消費者物価指数(CPI)や生産者物価指数(PPI)を確認して10年債利回りが低下しており、FOMCでも特段のサプライズはなかった。目先の米国株は金利上昇に対する警戒が後退することで、指標結果に対してポジティブな反応が多くなる可能性が高い。日本株も日銀会合を消化したことで、これまでよりも個別物色が活況になると見込まれる。米国株、特にナスダックの上昇継続に対する期待が強い中、下げづらい地合いが続くと予想する。
次回会合(7月30日〜31日)では再び国債買い入れ減額の議論が活発になるだろうが、そこまでは投機的な円安を抑制できるとも考えられる。ドル円は来週以降も値動きを注視する必要があるが、発表直後の為替市場の混乱を回避できたことは、日本株にとってプラスの面が大きいだろう。
■上値・下値テクニカル・ポイント(14日現在)
40815.66 新値三本足陽転値
40734.12 ボリンジャー:+2σ(13週)
39804.12 ボリンジャー:+1σ(26週)
39777.12 ボリンジャー:+1σ(13週)
39552.38 ボリンジャー:+3σ(25日)
39276.11 ボリンジャー:+2σ(25日)
39016.00 75日移動平均線
38999.83 ボリンジャー:+1σ(25日)
38910.41 均衡表雲上限(日足)
38878.10 6日移動平均線
38840.32 均衡表転換線(日足)
38820.13 13週移動平均線
38814.56 ★日経平均株価14日終値
38723.56 25日移動平均線
38527.08 均衡表基準線(日足)
38447.29 ボリンジャー:-1σ(25日)
38347.48 均衡表雲下限(日足)
38171.02 ボリンジャー:-2σ(25日)
38085.11 均衡表転換線(週足)
37894.74 ボリンジャー:-3σ(25日)
37863.13 ボリンジャー:-1σ(13週)
37727.40 26週移動平均線
36906.14 ボリンジャー:-2σ(13週)
36814.49 均衡表基準線(週足)
35949.14 ボリンジャー:-3σ(13週)
35650.68 ボリンジャー:-1σ(26週)
35627.08 200日移動平均線
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