東証グロース(大引け)
値上がり優勢、個人の買い
【市況】東証グロース(大引け)=値上がり優勢、個人の買い

 
 
東証グロース市場は海外投資家不在でプライム市場が薄商いとなる中で、グロース市場銘柄に個人の買いが向かった。プライム市場でも売買代金上位には個人好みの銘柄が並び、「きょうは終日個人の相場だった」という。
 前日は米国と英国市場がともに休場で、東京株式市場では海外勢の動きは目立たなかった。一方で、新興株式銘柄には運用意欲旺盛な個人の資金が流入し、グロース銘柄の7割近くは上昇した。グロースの売買代金は2000億円を超えるなど活況だった。
東証グロース市場250指数は続伸した。終値は前日比12.97ポイント(1.79%)高の736.72と、連日で年初来高値を更新。2024年3月下旬以来の高値を更新した。円相場が不安定な動きを見せるなか、内需株が中心の新興市場に個人投資家などから消去法的な買いが入った。目先の一段高を狙った買いが強まり、指数は後場に一段高となった。
グロース市場ではアストロHD、アイスペースが上昇した。一方、サンバイオ、GENDAが下落した。
値上がり銘柄数404、値下がり銘柄数164と、値上がりが優勢だった。
 
個別ではPostPrime、コンヴァノがストップ高。ミライロ、Welbyは一時ストップ高と値を飛ばした。ジーエヌアイグループ、ウェッジホールディングス、ランディックス、ミーク、デジタルグリッドなど32銘柄は年初来高値を更新。visumo、HPCシステムズ、イオレ、フーディソン、デリバリーコンサルティングが買われた。
 
 一方、かっこがストップ安。ラクサス・テクノロジーズ、GENDAは年初来安値を更新。ジンジブ、AeroEdge、トヨコー、TalentX、ビースタイルホールディングスが売られた。
 
 

戻る
 
サイトTOPへ

株式投資は全て自己責任でお願いします。このサイトの情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。当サイトの掲載事項において損失をされた場合も当方は一切の責任を負いかねます。

(C)ilogos / Eimei.tv