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|  | 【オープニングコメント】 不安定な相場展開か | 
31日の東京株式市場は、不安定な値動きが続きそうだ。
日経平均株価の予想レンジは、5万900円-5万1600円を想定。(30日終値5万1325円61銭)
NYダウ平均は109ドル安の47522ドルで取引を終えた。
現地30日の米国株安を受け、朝方は売り優勢スタートが見込まれる。
ただ、直近では日経平均株価への寄与度が高いアドバンテス やソフバンG の値動きに影響を受ける場面が多く、両銘柄を筆頭にした寄与度の高い銘柄の値動きに左右される展開が想定される。
為替相場は、ドル・円が1ドル=154円台の前半(30日は153円43-45銭)と円安に振れる一方、ユーロ・円が1ユーロ=178円台の前半(同178円25-29銭)と小動き。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、30日の大阪取引所清算値比130円安の5万1330円だった。
【好材料銘柄】
■システナ <2317>
今期経常を10%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も1円増額。
■タカミヤ <2445>
今期経常を一転30%増益に上方修正。
■JT <2914>
今期最終を14%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も26円増額。
■アクセルマーク <3624>
暗号資産を活用したトレジャリー運用を開始。また、新たにビューティー&ウェルネス事業を開始。
■ブレインパッド <3655>
富士通 <6702> がTOB(株式公開買い付け)を実施し、完全子会社化を目指す。TOB価格は1株2706円で30日終値を96.5%上回る水準。買い付け期間は10月31日から12月15日まで。
■シンプレクス・ホールディングス <4373>
11月30日現在の株主を対象に1→4の株式分割を実施。今期最終を4%上方修正・最高益予想を上乗せ、今期配当を実質増額修正。
■NITTAN <6493>
上期経常を55%上方修正。
■ツナググループ・ホールディングス <6551>
株主優待制度を拡充。新制度では毎年9月末時点で500株以上を保有する株主を対象に、一律8000円分のデジタルギフトを贈呈する。従来のポイント制度から変更。
■富士通 <6702>
上期最終が7.4倍増益で着地・7-9月期も4.8倍増益。
■アンリツ <6754>
上期最終が70%増益で着地・7-9月期も2.1倍増益。
■G−7ホールディングス <7508>
上期経常は7%増益で着地、今期配当を30円増額修正。
■KIMOTO <7908>
上期経常は一転14%増益で上振れ着地。
【主な経済指標・スケジュール】
31(金)
【国内】
9月失業率(8:30)
9月有効求人倍率(8:30)
10月都区部消費者物価指数(CPI)(8:30)
9月鉱工業生産指数(8:50)
9月商業動態統計(8:50)
2年国債入札
《決算発表》
東エレク、三菱電、HOYA、第一三共、デンソー、村田製、豊田織機、住友商、豊通商、大塚HD、TDK、ファナック、住友電、SBI、レーザーテク、アイシン、マキタ、スクリン、三菱ケミG、特殊陶、ZOZO、東洋水産、TIS、大塚商、大東建、住友林、東京メトロ、三和HD、ガイシ、九州電、住友ファーマ、京成、TOTO、ミスミG、大和工、オルガノ、Jパワー、ソシオネクスト、クラフティア、テクノプロHD、LIXIL、豊田合、コカコーラBJH、ジェイテクト、スタンレ電、トヨタ紡織、ナブテスコ、ニフコ、住友重、山九、日電硝、三菱倉、アルプスアル、中国電、マブチ、南海電、牧野フ、NSD、フクダ電
【海外】
中国10月製造業購買担当者景気指数(PMI)(10:30)
米9月個人所得(21:30)
米9月個人消費支出(PCE)(21:30)
米9月個人消費支出(PCEデフレーター)(21:30)
アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議(~11/1 韓国・慶州)
《米決算発表》
シェブロン、エクソンモービル、コルゲート・パルモリブ