相場概況(寄り付き後)
大幅続落スタート、米景気懸念で
【市況】東京株式(寄り付き)=大幅続落スタート、米景気懸念で
【寄り付き概況】
 
9日の日経平均株価は大幅続落で始まった。始値は前週末に比べ585円65銭安の3万5805円82銭。
 
主力株をはじめ広範囲の銘柄にリスク回避の売りが噴出、日経平均株価は寄り付きでフシ目の3万6000円台を大きく下回った。前週末の米国株市場では8月の米雇用統計発表を受けてNYダウ、ナスダック総合株価指数ともに大幅下落、ナスダック指数の下げは約2.6%に達した。
雇用統計の内容は強弱入り交じるものだったが、米経済減速に対する警戒感が高まる一方、今月17~18日に開催されるFOMCで0.5%の利下げを決定づけるものでもなく、半導体関連などハイテク株中心にポジションを圧縮する動きが強まった。
 
外国為替市場では米10年債利回りの低下を背景にドルが売られ、急速に円高に振れていることもあって、きょうの東京株式市場では終始リスクオフの地合いが想定される。
 
主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)も下落したことから、東京株式市場でも東エレクやアドテストなど値がさの半導体関連株が売られ日経平均を押し下げている。
 
外国為替市場では円相場が1ドル=142円台半ばと円高基調で、トヨタなど輸出関連株も下落している。
 
東証株価指数(TOPIX)も大幅に続落している。
 
個別では、ルネサスやレーザーテク、ディスコが下落している。一方、セブン&アイやTOPPANが上昇している。

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