東証グロース(大引け)
値下がり優勢、円高進行を嫌気
【市況】東証グロース(大引け)=値下がり優勢、円高進行を嫌気

 
東証グロース市場は、為替相場の円高進行を嫌気してプライム市場が大幅下落で投資家心理が悪化し、新興市場で資金が向かいづらい状態で個人などからの売りが優勢だった。
グロース指数は後場に下げ幅を広げる場面もみられた。
市場関係者からは「為替の影響は少ないが、新興株を積極的に買う材料もない」と指摘。今週はFOMCに続き日銀の金融政策決定会合も控えており、買い手控えから売りが優勢の展開となった。
グロースCoreは軟調。東証グロース市場250指数も続落した。終値は前週末比5.59ポイント(0.87%)安の638.89だった。
グロース市場ではジーエヌアイ、サンバイオが下落した。一方、ウェルスナビ、インフォRが上昇した。
値上がり銘柄数166、値下がり銘柄数398と、値下がりが優勢だった。
 
 個別では、モルフォ、モダリス、アシロ、INTLOOPがストップ高。フルッタフルッタ、アールプランナー、トヨクモ、ボードルア、キャンバスなど13銘柄は年初来高値を更新。ブレインズテクノロジー、マクアケ、Liberaware、GENOVA、ティアンドエスグループが買われた。
 
 一方、笑美面、デリバリーコンサルティングがストップ安。ジンジブ、アミタホールディングス、Birdman、AeroEdge、ジャパンM&Aソリューションは年初来安値を更新。メディア総研、プロディライト、学びエイド、イタミアート、ライスカレーが売られた。
 

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