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【市況】東証グロース(大引け)=売り買い拮抗、利益確定の売り
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東証グロース市場は物色が続いていた内需関連の一角に利益確定の売りが出た。ただ、相場の先高観を背景に一部に押し目買いが入り、下げ幅は限定的だった。
グロース250は、週前半に約2年ぶりの高値を付けた。前日は1.6%超反落したものの、この日は小幅安にとどまった。
市場関係者は「プライム市場に比べ高値からの下落が限定的で、グロース優位が続いている」と指摘した。22日夜にパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演、来週にはエヌビディア決算を控えており「プライムのハイテク株が手掛けづらい中で、消去法的に内需関連のグロース銘柄の一部に買いが入っている」との見方を示した。
東証グロース市場250指数は続落した。終値は前日比2.36ポイント(0.30%)安の784.99だった。グロース250指数、グロースCoreはともに小幅安。
グロース市場ではアクセルHDやAiロボが上昇した。一方、トライアルやQPS研究所は下落した。
値上がり銘柄数276、値下がり銘柄数304と、売り買いが拮抗した。
個別では、イオレ、コラボス、AppBank、コンヴァノ、TORICOなど7銘柄がストップ高。L is B、タイミー、オプロ、トランスジェニックグループ、Aiロボティクスなど42銘柄は年初来高値を更新。フューチャーリンクネットワーク、マイクロ波化学、キャンバス、Def consulting、AnyMind Groupが買われた。
一方、オルツ、ペルセウスプロテオミクス、ispace、グラッドキューブが年初来安値を更新。フルッタフルッタ、リアルゲイト、ブライトパス・バイオ、モンスターラボ、ナイルが売られた。
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