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【市況】東証グロース(大引け)=値上がり優勢、好決算銘柄に買い
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東証グロース市場は大幅反発。米政府機関の早期再開観測が広がって投資家心理が上向く中、新興企業市場も買いが優勢になった。
好決算銘柄に買いが集まった。今後本格化する新興企業の決算発表にも期待が高まり、幅広い銘柄が上昇した。午後は日経平均株価の上げ幅拡大にあわせて新興市場でも買いが増えた。
市場では「ここまで急上昇した大型の半導体関連株の一角に売りが出るなか、利益を確定して得た資金の投入先の1つとして、好決算が期待される新興株を選ぶ動きがあるようだ」との見方があった。
東証グロース市場250指数は反発した。終値は前日比17.59ポイント(2.48%)高の727.33だった。グロース250、グロースCoreはともに上昇。
グロース市場では、今期の営業利益が過去最高となる見通しを示したMTGや、タイミー、トライアルが上昇した。一方、今期の営業利益が市場予想を下回ったカバーやAiロボは下落した。
値上がり銘柄数461、値下がり銘柄数120と、値上がりが優勢だった。
個別ではタスキホールディングス、イメージ情報開発、エクサウィザーズ、Welby、MTGがストップ高。VRAIN Solution、WOLVES HAND、ランディックス、富士山マガジンサービス、eWeLLなど12銘柄は年初来高値を更新。旅工房、トヨコー、ククレブ・アドバイザーズ、技術承継機構、コンヴァノが買われた。
一方、ROXXがストップ安。メディア総研は一時ストップ安と急落した。クラシコ、ビザスク、カバー、GENDA、GRCSなど7銘柄は年初来安値を更新。エアークローゼット、スポーツフィールド、ビーマップ、ネットスターズ、フルッタフルッタが売られた。
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