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中東情勢の緊迫化で原油市況の高騰などが重荷か |
Market Data
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【日経平均】
38937円54銭(▲395円20銭=1.00%)
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【TOPIX】
2699.15(▲40.24=1.47%)
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【グロース250】
640.92(▲9.09=1.40%)
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【プライム売買高】17億9372万株(▲1億1900万株)
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【売買代金】3兆9411億円(▲5354億円)
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【値上がり銘柄数】241(前日:1234)
【値下がり銘柄数】1386(前日:359)
【新高値銘柄数】43(前日:97)
【新安値銘柄数】10(前日:2)
【25日騰落レシオ】105.43(前日:115.26)
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■本日のポイント
1.日経平均は大幅反落、米株安と円高を嫌気
2.中東情勢の緊迫化で原油市況の高騰などが重荷
3.米長期金利上昇と同時に円高が進む逆風環境に
4.後場下げ渋るも大引け3万9000円台には戻せず
5.香港株の下げも警戒、84%の銘柄が値を下げる
日経平均は大幅安。金融株は米長期金利の上昇を好感できず、半導体株の多くは米エヌビディアの上昇を好感できなかった。
ドル円は急ピッチの円安にブレーキがかかった程度であったにもかかわらず、自動車株を筆頭に外需株は広範囲に売られた。米国の10年債利回りが4%を上回ってきたことで、リスク資産に資金が向かいづらくなったようにも見える。
米国ではあす9日に、9月開催のFOMC議事要旨が公表される。10日には消費者物価指数(CPI)、11日には生産者物価指数(PPI)が発表される。9月のFOMCでは0.50%の大幅利下げが決定されており、足元で米国の物価指数は鈍化傾向が続いている。
米国で長期金利の低下が完全に止まってしまったことや、中東情勢の緊迫化に伴う原油の上昇がネガティブに働いている。秋相場として4万円の大台を目指す流れは変わらないが、直近3日間で1500円以上も上げたことで今は足元を固める時間も必要だろう。75日移動平均線(3万8282円)は強い支持線になりそうだ。
■上値・下値テクニカル・ポイント(8日現在)
42164.75 ボリンジャー:+3σ(13週)
41098.92 ボリンジャー:+2σ(26週)
41085.16 ボリンジャー:+3σ(25日)
40721.12 ボリンジャー:+2σ(13週)
39933.57 ボリンジャー:+2σ(25日)
39722.75 ボリンジャー:+1σ(26週)
39277.50 ボリンジャー:+1σ(13週)
38937.54 ★日経平均株価8日終値
38781.99 ボリンジャー:+1σ(25日)
38740.32 均衡表転換線(日足)
38653.12 6日移動平均線
38346.59 26週移動平均線
38282.17 75日移動平均線
37926.37 200日移動平均線
37833.88 13週移動平均線
37723.91 新値三本足陰転値
37630.40 25日移動平均線
37538.72 均衡表転換線(週足)
37538.72 均衡表基準線(日足)
37361.71 均衡表雲上限(週足)
36970.42 ボリンジャー:-1σ(26週)
36791.45 均衡表雲上限(日足)
ローソク足はマドを空けて下落し、寄り引け接近の小陰線を描いて39000円を超える水準での売り圧力の強さを窺わせたるとともに、下値での買い需要を確認する形にもなった。株価下方の5日移動平均線やその下に位置する25日線はともに上向きをキープ。一目均衡表で株価が転換線を下回ることなく推移し、三役好転下の強気形状を保ったこともあり、本日は昨日までの3日続伸後のスピード調整的な下げと位置付けられよう。
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