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来週は、波乱含みの展開か。 |
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【日経平均】
41456円23銭(▲370円11銭=0.88%)
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【TOPIX】
2951.86(▲25.69=0.86%)
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【グロース250】
762.29(△2.81=0.37%)
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【プライム売買高】17億6754万株(▲4億4145万株)
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【売買代金】4兆5512億円(▲1兆1752億円)
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【値上がり銘柄数】745(前日:1357)
【値下がり銘柄数】818(前日:215)
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【新高値銘柄数】228(前日:251)
【新安値銘柄数】0(前日:0)
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【25日騰落レシオ】124.09(前日:123.08)
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■本日のポイント
1.日経平均は370円安と3日ぶり反落、自動車や銀行株が安い
2.24日の米国市場ではNYダウは下落もナスダック指数は最高値
3.日経平均は前日までの2日間で2000円強上昇し利益確定売りも
4.トヨタやホンダ、マツダが安く、三菱UFJや三井住友FGも軟調
5.前日発表の決算内容が嫌気され、信越化や三菱自は大幅安に売られた
今週は、大幅高となった。
月曜が休場で立ち合いは4日。
参院選では政権与党が大敗したが、事前の織り込みが進んでいたこともあり、三連休明け22日の日経平均は2桁の下落にとどまった。
23日は1396円高と4桁の上昇。日米交渉が合意に至ったことが伝わり、これまで関税に対する警戒から物色の蚊帳の外に置かれていた自動車株が人気化した。
この日に年初来高値を更新すると、24日も大幅高となり、一時4万2000円を上回った。急ピッチの上昇に対する反動で25日は大幅安となったものの、週間では大きく水準を切り上げた。TOPIXは史上最高値を更新した。
日経平均は週間では約1637円の上昇となり、週足では2週連続で陽線を形成した。
来週は、波乱含みの展開か。
FOMCと日銀金融政策決定会合があり、金曜8月1日には米国で7月雇用統計が発表される。
長期金利や為替の振れ幅が大きくなる可能性がある中で、日米ともに注目度の高い企業の決算が多く出てくる。
国内ではアドバンテストや東京エレクトロン、米国ではアップルなどが発表を予定しており、個別の値動きが指数を大きく刺激する展開も想定される。
日米とも株価指数が高値圏にあり、週を通して楽観ムードの強い地合いが継続するとみるものの、大幅高もあれば大幅安もあるといったように、日々のボラティリティは大きくなるだろう。
国内では31日に6月商業動態統計、1日に6月失業率・有効求人倍率が発表される。28日に野村総合研究所、日東電工、29日にアドバンテスト、キーエンス、コマツ、30日に富士通、日産自動車、31日に東京エレクトロン、日立製作所、みずほフィナンシャルグループ、1日に任天堂、日本製鉄、三井物産などが決算を発表する。29日に名証メイン市場に山忠が新規上場する。
来週の日経平均株価の予想レンジは、4万800~4万2000円前後を想定。
■上値・下値テクニカル・ポイント(25日現在)
43314.45 ボリンジャー:+3σ(26週)
42635.01 ボリンジャー:+3σ(13週)
42167.04 ボリンジャー:+3σ(25日)
41465.79 ボリンジャー:+2σ(26週)
41456.23 ★日経平均株価25日終値
41379.66 ボリンジャー:+2σ(25日)
41295.11 ボリンジャー:+2σ(13週)
40677.37 均衡表転換線(日足)
40658.19 6日移動平均線
40592.27 ボリンジャー:+1σ(25日)
40150.79 新値三本足陰転値
40046.08 均衡表基準線(日足)
39955.21 ボリンジャー:+1σ(13週)
39804.89 25日移動平均線
39617.13 ボリンジャー:+1σ(26週)
39616.42 均衡表転換線(週足)
39017.51 ボリンジャー:-1σ(25日)
38615.31 13週移動平均線
38230.12 ボリンジャー:-2σ(25日)
38209.45 200日移動平均線
ローソク足は陰線を引いたが、終値370.11円安と前日までの連騰による上げ幅2051.42円の2割押しにも満たず、スピード調整的な下げとなった。週足の一目均衡表では遅行線の強気シグナル発生で三役好転の強気形状が完成。転換線と基準線がともに上向きで終了しており、中長期の上昇局面入りを示唆している。プライム市場の騰落レシオ(25日ベース)は124.08(昨日123.07%)と2日連続で過熱ラインの120%を上回ったが、25日移動平均線との乖離率は4.15%(昨日5.39%)と買われ過ぎの5%を下回っており、反動安圧力は限定的とみられる。
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