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【市況】東京株式(寄り付き)=一進一退の展開でスタート
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【寄り付き概況】
21日寄り付きの日経平均株価は一進一退となっている。始値は前日比53銭高の3万8352円87銭だった。
前日の欧州株市場ではウクライナ情勢が緊張を高めていることが嫌気され主要国の株価が総じて軟調だった。米国株市場でもこのリスクオフの地合いを引き継いだが、NYダウは取引終盤に急速に買いが入りプラス圏に浮上して着地した。
ナスダック総合株価指数も下げ幅を縮小し大引けは小幅な下げにとどまった。
現地時間取引終了後に発表されたエヌビディア<NVDA>の決算は市場コンセンサスを上回る内容だったが、時間外で当初は上昇したがその後に売り圧力が表面化し下落しており、これが東京株式市場では半導体関連株などにネガティブに働く可能性もあるだろう。
東証株価指数(TOPIX)は続落している。
個別では、アドテストや東エレクが安い。ファストリ、ソフトバンクグループ(SBG)、HOYAなども下落している。一方、フジクラやKDDI、中外薬は上昇している。
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