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来週も堅調展開か |
Market Data
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【日経平均】
37503円33銭(△574円70銭=1.56%)
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【TOPIX】
2733.49(△34.77=1.29%)
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【グロース250】
684.26(△7.78=1.15%)
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【プライム売買高】26億4904万株(△7億3762万株)
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【売買代金】5兆7310億円(△1兆2514億円)
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【値上がり銘柄数】1282(前日:875)
【値下がり銘柄数】311(前日:688)
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【新高値銘柄数】163(前日:75)
【新安値銘柄数】1(前日:3)
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【25日騰落レシオ】116.17(前日:109.40)
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今週は堅調展開となった。
月曜と火曜が休場で立ち合いは3日。
連休明け7日の日経平均はプラス圏とマイナス圏を行き来する不安定な動きとなり、小幅に下落した。FOMCは大方の予想通り政策金利が据え置きとなり、結果を消化した米国株がプラスで終えたことから、これを受けた8日は上昇した。
9日は500円を超える大幅上昇。米国と英国が貿易交渉で大枠合意に至り、米中交渉に対する期待が高まったことや、為替市場で円安(ドル高)が進行したことが支援材料となった。日経平均は週間では672円の上昇となり、週足では5週連続で陽線を形成した。
来週も堅調展開か。
決算発表は終盤戦となるが、ソフトバンクGやメガバンクなど注目度の高い企業の発表はまだまだ多い。
日本株はここまで多くの企業の本決算を確認しながら強い基調が続いており、買いが入りやすい地合いを予想する。米国では4月の消費者物価指数(CPI)や小売売上高など、注目の指標がいくつか出てくる。
ただ、FOMCを消化したばかりで次回の利下げ期待も高まっていないだけに、結果に対する反応はそれほど大きくならないと思われる。日米ともに好材料には強く反応し、弱材料には耐性を示すことで、しっかりとした動きが続くだろう。
東京株式市場はトランプ関税の軽減がまだ決まったわけでもないのに市場はそれを先取りする動きが活発化。日経平均はトランプ関税が正式に決まる直前の3月高値(3万8220円)を目指す展開となっている。
少なくともチャートの形は3月時の往来ゾーンである3万6000〜8000円のレンジへほぼ戻った格好で、75日移動平均線もクリアしている状況から弱気相場ではなくなったようだ。
■上値・下値テクニカル・ポイント(9日現在)
39636.08 ボリンジャー:+1σ(26週)
39379.93 ボリンジャー:+3σ(25日)
38263.66 ボリンジャー:+1σ(13週)
37938.41 200日移動平均線
37908.83 均衡表雲上限(日足)
37863.96 26週移動平均線
37854.25 ボリンジャー:+2σ(25日)
37503.33 ★日経平均株価9日終値
37417.19 均衡表雲上限(週足)
37095.61 75日移動平均線
37026.31 均衡表雲下限(日足)
36791.45 均衡表雲下限(週足)
36756.67 6日移動平均線
36611.98 13週移動平均線
36452.30 新値三本足陰転値
36328.57 ボリンジャー:+1σ(25日)
36259.03 均衡表転換線(日足)
36091.85 ボリンジャー:-1σ(26週)
35595.49 均衡表基準線(週足)
34960.30 ボリンジャー:-1σ(13週)
34802.89 25日移動平均線
終値は節目の75日移動平均線を突破し、ローソク足はマド空けを伴う小陽線で強い騰勢を窺わせた。一目均衡表では株価が雲下から雲中へシフトするとともに基準線が上向きに転換し、地合い改善を確認する形となった。
一方、25日移動平均線との乖離率は7.76%と短期的な買われ過ぎが警戒される5%ラインを4営業日連続で超えた。直近ボトムとなった4月7日ザラ場安値から本日ザラ場高値まで6764.67円高と急速なリバウンドを見せており、短期的な上昇に伴う反動安圧力にも留意が必要となろう。
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