2万2000円台に乗せるのは、1996年7月5日以来、21年3カ月ぶりになる。
世界的な景気拡大に伴う企業業績の改善期待が株価を押し上げた。
26日に量的緩和政策の縮小を決めた欧州中央銀行(ECB)の今後の縮小ペースは緩やかとの見方が買い安心感につながった。
個別では、2018年3月期の連結営業利益が過去最高を更新する見通しを発表した日立も年初来高値を更新、ファナック、ソフトバンクなどの値がさ株があげ、任天堂、トヨタも上げた。
フランチャイズ契約を締結したペッパーと幸楽苑HDが買われ、決算が好感されたNRIも大幅高となった。
一方、無資格検査報道が伝わったSUBARUは2%超安。富士通やエプソンは決算がネガティブ視されて急落した。
東証2部指数は前日比45.56ポイント高の6924.77ポイントと続伸。値上がり銘柄数は291、値下がり銘柄数は164となった。
個別では、シャープとリミックスポイントが買われ、ダイナック、アヲハタ、アグレ都市デザインなど30銘柄が年初来高値を更新した。
一方、ヨネックス、東京自働機械製作所が売られ年初来安値を更新。FDK、ダイベア、ピーエイが売られた。