
きょうは朝方から様子見ムードで日経平均は前日終値をはさんで不安定な値動きを続けた。前日の米国株市場ではナスダック総合株価指数が5日ぶりに反発したことで、投資家のセンチメントが改善、半導体関連の一角に買い戻しが観測されたほか、防衛関連株にも高いものが目立った。
そのなか、日経平均寄与度の高い一部の値がさ株が値を飛ばし、全体に寄与した。ただ、日本時間あす早朝にトランプ米政権による「相互関税」の詳細が公表されることで、この内容を見極めたいとの思惑から、買い一巡後は上値が重く、日経平均はマイナス圏で推移する場面もあった。
前日の米ハイテク株高を支えに、今年に入って軟調だった半導体関連銘柄を中心に買い戻しの動きが出た。半面、銀行株など含み益のある銘柄の一角は売りが目立ち、日経平均は下げる場面もあった。米政権による「相互関税」の詳細公表を日本時間3日早朝に控え、模様眺めムードも強かった。
1日の米株式市場でハナスダック総合株価指数が5営業日ぶりに反発した。東京株式市場でも東エレクやアドテストといった主力の半導体関連株が買われ、日経平均を押し上げた。機械や自動車の一角には打診買いも見られた。
日経平均は下げる場面も多かった。1〜3月に株価のパフォーマンスが良好だった三菱UFJなど銀行株に利益確定売りがかさんだ。医薬品や電気・ガスなどディフェンシブ銘柄への売りも目立った。トランプ大統領による「相互関税」の詳細公表を控えて投資家の様子見姿勢も強く、相場の方向感は乏しかった。
さて、東京株式市場はトランプ関税の詳細発表を前に動きの取りにくい1日に。ここまでの株安でかなり織り込んではいるが、正確な内容が分かるまで買い方も行動に移せないのは政策がころころ変わるせいであろう。チャート面では昨年9月のザラバ安値(3万5247円)に接近したことで目先は反発に転じやすい状態。3万5000円台前半は一度打診的な買いを入れても良さそうなゾーンである。