東証株価指数(TOPIX)も91.52ポイント高の1424.62と上伸した。
米経済対策成立への期待感から24日のNYダウが過去最大の上げ幅を記録し、欧州株式も軒並み急騰した流れを受け、リスクオン機運が先行した。中国・上海総合指数や香港ハンセン指数などアジア株高も支えとなり、いったん1万9100円台に乗せた。
その後、高値圏でもみ合が続いたが、後場入り後に「米ホワイトハウスは新型コロナウイルスに対する景気対策で民主党と合意」との一部報道を受け、株価指数先物にまとまった買いが入り、一段高。大引け近くには1万9564円38銭(前日比1472円03銭高)まで上げ幅を拡大した。
ある市場関係者は「相場が急落した後だけに反発に勢いがある。2万円までは真空地帯に近く、日経平均は駆け上がるだろう」と予想していた。
東証1部の出来高は22億8028万株、売買代金は3兆7364億円。騰落銘柄数は値上がり2055銘柄、値下がり93銘柄、変わらず20銘柄。