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【大引け概況】


13日の日経平均株価は小幅に反落し、大引けは前日比29円06銭安の3万6790円03銭だった。
 
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朝方は買い先行した。前日の米国株市場でNYダウが軟調だったが、ハイテク株が総じて買われ、ナスダック総合株価指数は1%を超える上昇をみせた。2月の米消費者物価指数(CPI)が市場予想を下回り、これが買い安心感を誘った。
東京株式市場でも半導体関連や防衛関連などを中心に物色の矛先が向いたが、日経平均は一時500円強上昇したものの、その後は戻り売りに押される地合いとなった。
 
13日正午過ぎに植田日銀総裁が参院財政金融委員会で利上げに前向きともとれる発言をしたことから、外国為替市場で円相場は1ドル=147円台半ばまで強含んだ。朝方に先物を買い進めていた海外短期筋などが、円の上昇を受けて売りに転じたとみられる。
取引終盤に日経平均は小幅ながら下げに転じた。なお、個別株は値上がり銘柄数の方が多く、TOPIXはわずかにプラス圏で取引を終えている。全体売買代金は前日とほぼ同水準だった。
 
朝方は前日の米ハイテク株高を受けて指数寄与度が高いアドテストなど値がさの半導体関連株を中心に買いが先行し、日経平均の上げ幅は500円を超える場面があったが、その後は次第に伸び悩んだ。心理的節目の3万7000円を上回る水準では、戻り待ちや利益確定の売りも出やすかった。
 
来週には重要イベントである日米の金融政策決定会合を控えているだけに、目先は為替の動きには神経質になるだろう。しかし、高配当銘柄への権利取りの動きが今後も活発化してくることが想定されるなど下値での買い意欲は強いとみられる。


 

 
東証株価指数(TOPIX)は続伸した。終値は3.45ポイント(0.13%)高の2698.36だった。JPXプライム150指数は反落し、1.42ポイント(0.12%)安の1167.97で終えた。
 
東証プライムの売買代金は概算で4兆4162億円、売買高は17億7519万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は747。値上がりは816、横ばいは75だった。
 
業種別株価指数(33業種)は輸送用機器、空運業、非鉄金属などが下落。石油・石炭製品、銀行業、保険業などは上昇。
 
個別では、日本製鋼所、川崎重工、IHI、三菱重工など防衛関連銘柄の一角が上昇したほか、アドバンテスト、ディスコなど半導体関連銘柄の一角が買われた。このほか、住友不動産、デンカ、フジクラ、良品計画、クレディセゾン、りそなHDなどが上昇した。
サンリオが堅調、東京海上ホールディングスも頑強。ANYCOLORはストップ高となり、ミガロホールディングス、ファーマフーズなども値を飛ばした。gumiも大きく水準を切り上げた。
 
半面、マツダ、スズキ、三菱自、ホンダ、トヨタ自など自動車株が総じて軟調推移。ファーストリテイリングも冴えない。リクルートホールディングス、キーエンスなども売りに押された。また、資生堂、ダイキン工業、村田製作所、ファナックなど中国関連銘柄の一角も売られた。高圧ガス工業が大幅安、太陽誘電も大きく値を下げた。大阪チタニウムテクノロジーズが利益確定売りに水準を切り下げた。このほか、クボタ、オリンパス、GSユアサなどが下落した。