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【大引け概況】

3日の日経平均株価は反発し、終値は前週末比629円97銭高の3万7785円47銭だった。

 
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前週末に1100円下げて5カ月ぶりの安値となったのを受け、自律反発を狙った買いが優勢となった。自動車や機械、銀行・保険など主力株が上昇し、日経平均を押し上げた。
 
前週末の地合いとは打って変わり、リバウンド狙いの買いや空売り筋の買い戻しが進んだ。日経平均は午前中はウクライナ情勢など地政学リスクやトランプ政権下での関税政策への警戒感から上値の重さもみられたが、午後の取引では先物に引っ張られる格好で一段高に買われている。前週末の米国株市場では、米10年債利回りの低下を背景に、NYダウやナスダック総合株価指数など主要株価指数が大幅高に買われ、東京株式市場もこれに追随した。トヨタやホンダなど前週末に下げが目立った銘柄が買い戻されたほか、三菱UFJ、東京海上など金融株も上昇が目立った。米国とウクライナの2月28日の首脳会談が決裂し、防衛関連とされる三菱重や川重、IHIといった重工3社が買われた。
 
中国・香港などアジア株の堅調さを追い風に午後に株価指数先物への買いの勢いが強まると、日経平均はじりじりと上げ幅を広げた。前週末の下げ幅(1100円安)の半値戻しの水準を上回ったあたりで買いが加速した。
 
前週末に大幅安となったアドテストなど半導体関連株の一部は買いの勢いが乏しかった。足元で堅調さが際立っていたディー・エヌ・エーなどゲーム関連株は目先の利益を確定する売りに押された。トランプ米大統領はカナダとメキシコへの追加関税を3月4日から課す方針で、警戒感がなおくすぶり日本株の前週末からの戻りは鈍かった。
 

 

東証株価指数(TOPIX)は反発した。終値は47.47ポイント(1.77%)高の2729.56だった。JPXプライム150指数は反発し、22.40ポイント(1.92%)高の1190.00で終えた。
 
東証プライムの売買代金は概算で4兆1858億円、売買高は17億7186万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1407。値下がりは202、横ばいは29だった。
 
業種別株価指数は33業種すべて上昇し、サービス業、保険業、輸送用機器、証券・商品先物取引業、卸売業の上昇率が大きかった。
 
個別では、IHIが商いを伴い大幅高に買われたほか、三菱重工業、川崎重工業など防衛関連の上昇が目立つ。ディスコも買いが優勢だった。トヨタ自動車が高く、リクルートホールディングスの上げ足も顕著。ファーストリテイリングも値を上げた。コンコルディアHDや三菱UFJフィナンシャル・グループ、三井住友など金融株が堅調に推移した。など銀行も上昇した。トナミホールディングスが値上がり率トップに買われ、ミガロホールディングスはストップ高で切り返した。サンケン電気もストップ高。セレスも値幅制限いっぱいまで買われる場面があった。ほか、イオンにより株式交換で完全子会社化する方針が明らかになったイオンモールや、オン・セミがアレグロ買収に関心と伝わり関心が向かった
 
半面、ソニーグループ、レーザーテック、SUMCOも冴えない。ほか、「ポケポケ」拡張パック追加でランキング上昇も出尽くし感が広がったディー・エヌ・エーが急落。キオクシアホールディングスも利食われた。任天堂が小安く、ソシオネクストも売りに押された。アドバンスクリエイトがストップ安、KeePer技研、日本ケミコンも大きく水準を切り下げた。