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前日比52円70銭安の1万9843円00銭で終えた。
前日までに急騰した反動や2万円を目前に戻り売り圧力が強まるなか、下値では好業績株を中心に押し目買いが入るなど底堅い展開となった。
前日までの大幅上昇を受けて短期的な過熱感が高まり、利益確定売りが優勢となった。
円相場が1ドル=113円台に下落したにもかかわらず自動車株が売られ、投資家心理に重荷となった。
半面、下値では好業績銘柄を中心に押し目買いが活発だった。食品や医薬品など内需関連株には見直し買いが入った。「循環物色が進んでおり、当面の下値はかたそう」との指摘があった。

JPX日経インデックス400は反落した。終値は前日比42.91ポイント安の1万4125.81だった。東証株価指数(TOPIX)は反落し、4.09ポイント安の1581.77で終えた。

東証1部の売買代金は概算で2兆6103億円。売買高は19億9090万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は950と全体の約5割を占めた。値上がりは918、変わらずは147銘柄だった。

個別銘柄では、前日まで連日で高値を更新していた東エレクに利益確定売りが出た。SUBARUは午後に発表した18年3月期業績見通しが市場予想を下回り、一時5%安となった。あす決算発表を予定するトヨタも業績悪化の警戒感から売りが出た。マツダやスズキ、ホンダも下げた。午後に17年3月期の連結決算を発表した三菱商の下げも目立った。JFEやコマツが売られた。ソフトバンクGがさえない。三菱UFJ、三井住友が小緩んだ。

一方、京セラやキヤノンが上昇。SOMPOには前期業績の上方修正を好感した買いが入った。大塚HDや小野薬、テルモが買われた。ソニーは連日で年初来高値を更新した。ファーストリテ、NTTが強含んだ。

東証2部株価指数は前日比7.14ポイント高の5902.23ポイントと4日続伸した。
値上がり銘柄数は256、値下がり銘柄数は178となった。
個別では明治機械、エムジーホームがストップ高。ベネ・ワンとADプラズマ、まんだらけ、ペッパーフードサービスが買われた。
一方、ヨネックスが年初来安値を更新。JMACS、セメダイン、アップルインターナショナル、フュートレック、タクミナが売られた。