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終値は前日比51円02銭高の1万8861円27銭だった。前日の欧米株市場が総じて堅調だったことや、米長期金利の上昇や、原油市況高、外国為替市場でドル安・円高の流れが一服するなどリスクオンの材料が揃ったことが追い風となった。指数への寄与度が大きいファナックやソフトバンクといった値がさ株が買われ、相場を支えた。
朝方に北朝鮮が日本海に向け弾道ミサイルを発射したが、相場への影響は限定的だった。
寄り後は、機関投資家とみられる売りが自動車株や金融株に観測され、全体指数は伸び悩んだ。日経平均は取引時間中には下げに転じる場面があり、一時は1万8773円を付け1月24日の年初来安値の1万8787円を下回った。
後場マイナス圏に沈む場面もあったが、引けにかけて持ち直している。

JPX日経インデックス400は前日比7.47ポイント高の1万3470.70と小幅に反発した。東証株価指数(TOPIX)も0.12ポイント高の1504.66と小幅に反発した。

東証1部の売買代金は概算、2兆2324億円で、売買高は18億9216万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は730と値下がりの1154を下回った。
値がさ株の上昇が指数を下支えし、ファナックとソフトバンクの2銘柄で日経平均を約50円押し上げた。変わらずは128銘柄だった。

個別では、1兆円の資金調達が必要で銀行に追加融資を要請したと伝わった東芝が上昇した。ソフトバンクグループが上昇、ファナックも高い。NTT、HOYA、大東建、セコム、SMCが上昇した。東洋電機製造がストップ高に買われたほか、ツガミも大幅高。gumi、日清オイリオグループ、タクマなども値を飛ばした。

半面、トヨタやホンダ、SUBARUといった自動車株はいずれも年初来安値を更新した。三菱UFJやコンコルディなど銀行株も安い。JALやJXTGが下落した。
北の達人コーポレーションが続急落、アイロムグループも大幅安となった。アダストリアも安い。西松屋チェーンが値を下げ、アイスタイル<も下落した。

東証2部株価指数は前日比7.45ポイント安の5931.98ポイントと続落した。
値上がり銘柄数は170、値下がり銘柄数は264となった。
が下げ、朝日インテクとJトラストが上げた。

個別では、三井金属エンジニアリング、富士古河E&C、高田工業所、北陸電話工事など48銘柄が年初来安値を更新。
ジャパンエンジンコーポレーション、ミロク、東洋刃物、シャープ、象印が売られた。

一方、アイスタディ、ジャパン・フード&リカー・アライアンス、北海道コカ・コーラボトリングなど6銘柄が年初来高値を更新。ぷらっとホーム、第一稀元素化学工業、アウンコンサルティング、川口化学工業が買われた。