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【大引け概況】
26日の日経平均株価は6日ぶりに反発し、前日比171円32銭高の1万9327円06銭で終えた。
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前日までの大幅安を受けて、自律反発を狙った買いが優勢だった。
 
朝方は、前日大幅安(1010円安)の反動で自律反発狙いの買いが先行した。円高一服も支えとなり、上げ幅を拡大して一時1万9530円35銭(前日比374円61銭高)まで上昇した。
一巡後は上値が重く、後場に入り下げに転じた。時間外取引での米株価指数先物安が重しとなり、先物売りを交えて一時1万8948円58銭(同207円16銭安)まで下押した。その後は大引けにかけて切り返しの動きとなった。
 
個人投資家による日経平均に連動するレバレッジ型上場投資信託(ETF)の売買や、追加担保の差し入れ義務(追い証)回避の動きが相場の変動率を高めたとの見方もあった。
 
JPX日経インデックス400は6営業日ぶりに反発した。終値は前日比129.89ポイント高の1万2722.55だった。TOPIXも6営業日ぶりに反発し、15.92ポイント高の1431.47で終えた。
 
東証1部の売買代金は概算で2兆2883億円、売買高は13億8826万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1831、値下がりは254、変わらずは38銘柄だった。
 
業種別株価指数(33業種)では、精密機器、空運業、ガラス・土石製品などが上昇した一方、ゴム製品、食料品、保険業の下落が目立った。
 
個別では、任天堂、ソニーがしっかり、キーエンスも高い。東エレクやファナックが上昇。ANAHDやJXTGも高い。双信電機がストップ高に買われ、シンクロ・フード、あさひ、ヴィンクスなども値を飛ばした。神戸物産が物色人気となったほか、シグマクシス、バロックジャパンリミテッドなども大きく上値を追った。サニックス、ピーエス三菱なども上昇した。
 
半面、ファーストリテイリングが売りに押され、JTも冴えない。SUMCOが軟調、すかいらーくホールディングスも下値模索となった。ストライクが急落、象印マホービンも大幅安。ブロードリーフ、enishが値を下げ、ムゲンエステート、マイネットも安い。
第一生命やT&Dは売られた。
 
東証2部指数は前日比69.63ポイント高の5921.68ポイントと8日ぶり反発。
出来高13億8826万株。値上がり銘柄数は363、値下がり銘柄数は106となった。
 
個別では、省電舎ホールディングス、大興電子通信がストップ高。セイヒョーは一時ストップ高と値を飛ばした。さいか屋、MRKホールディングス、日建工学、FRACTALE、森尾電機が買われた。