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【大引け概況】

18日の日経平均株価は3日続伸し、終値は前日比448円90銭高の3万7845円42銭だった。上げ幅は午前に600円を超え、節目の3万8000円を上回る場面があった。
 
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前日の欧州株市場が全面高に買われたほか、米国株市場でもNYダウが続伸したことで投資家心理が改善、引き続きショート筋の買い戻しが利いて全体指数を押し上げる格好となっている。
ウォーレン・バフェット氏率いる米バークシャー・ハサウェイの買い増しが明らかとなった総合商社株が軒並み買われたのをはじめ、バリュー株への買いが顕著だった。ここ物色人気が集中していた防衛関連株は利食われる銘柄が多かったが、半導体主力株には高いものが目立ち、市場センチメントの改善につながった。あすに日銀金融政策決定会合の結果発表を控え、取引終盤に日経平均はやや伸び悩んだ。
 
業種別騰落では33業種中31業種が上昇しており、保険や銀行セクターが値上がり率上位を占めている。また、個別株ベースではプライム市場全体の79%の銘柄が上昇するなど買い気の強い地合いだった。
 
17日の米株式市場でダウ工業株30種平均は続伸し、上げ幅は一時500ドルを超えた。米国の個人消費は底堅いとの受け止めから、消費関連株を物色する動きが広がった。18日の外国為替市場で円相場は1ドル=149円台まで下落し、輸出採算が改善するとの期待からトヨタやホンダ、SUBARUなどの自動車株が買われた。 
 
バフェット氏の商社株の買い増しでバリュー株買いの流れが加速し、銀行株の代表銘柄である三菱UFJは上場来高値を連日で更新した。日本製鉄などの鉄鋼株も買われた。市場関係者は「バフェット氏の商社株買い増しは『日本株は割安』とのメッセージだ。米関税政策への警戒は引き続き重荷だが、欧州株などに比べ出遅れていた日本株への見直しが進む可能性がある」とみていた。

 

 
東証株価指数(TOPIX)は5日続伸し、35.44ポイント(1.29%)高の2783.56と1月31日以来の水準で終えた。5日続伸は2024年12月23〜27日(5日続伸)以来の長さとなる。JPXプライム150指数は3日続伸し、14.83ポイント(1.25%)高の1203.41で終えた。
 
東証プライムの売買代金は概算で4兆5850億円、売買高は18億9378万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1287。値下がりは297、横ばいは53だった。
 
業種別株価指数(33業種)は保険業、銀行業、卸売業、輸送用機器などの上昇率が大きかった。下落は、電気・ガス業、その他製品の2業種。
 
個別では、米バークシャーが買い増したことで、三井物産、三菱商事、丸紅、伊藤忠、住友商事の5大商社がそろって買われたほか、豊田通商もつれ高。三菱UFJフィナンシャル・グループが活況高となったほか、三井住友フィナンシャルグループやみずほフィナンシャルグループなどメガバンクへの買いが目立つ。フジクラが堅調、アドバンテストも強い動き。また、ソシオネクスト、ルネサスエレクトロニクスなど半導体株の一角が上昇した。トヨタ自動車が値を上げ、ミガロホールディングス、天馬が急騰、丹青社は値幅制限いっぱいに買われた。全国保証なども値を飛ばした。
 
半面、売買代金トップの三菱重工業が利益確定売りに押され軟調。IHIも大きく利食われた。リクルートホールディングスが見送られ、楽天銀行も下値を探った。ギフトホールディングスはストップ安に売り込まれ、TOKYO BASEも急落した。東京電力ホールディングスのほか、中部電力も軟調推移。三菱電機、東海カーボン、ライオン、ヤマトHD、三越伊勢丹HD、オークマ、イオンなども株価水準を切り下げた。